NHK札幌放送局・北海道大学の包括連携協定を締結

NHK札幌放送局と国立大学法人北海道大学は、このたび包括連携協定を締結いたしました。
本日、NHK札幌放送局の8K公開スタジオにて、NHK札幌放送局の出田恵三局長と北海道大学の寳金清博総長が出席して締結式が開かれ、協定書を取り交わしました。
NHKは2025年に前身の社団法人東京放送局によるラジオ放送開始から100年の節目を迎え、北海道大学は2年後の2026年に創基150周年を迎えます。これを機に、北海道の社会的課題の解決ならびに地域社会の活性化を牽引し、また、双方の資産を生かした教育研究の振興及び人材育成に寄与することを目的として、連携・協力を進めてまいります。
北海道で発掘された「カムイサウルス」の完全版骨格制作の総合博物館との共同研究をはじめ、社会・地域創発本部(S-RED)などの大学の各機関と連携し、SDGs、食、半導体など幅広い分野で協働していくことを計画しています。世界をリードする北海道大学の最先端研究と、NHKのコンテンツのノウハウを掛け合わせて、地域の未来を創造するプロジェクトや、次世代の学びの場や教育コンテンツの開発など、包括連携を通じて、北海道の知を支える活動に貢献して参ります。
締結式の様子
握手を交わす出田局長と寳金総長
北海道大学とNHKの双方には、北海道の民族・文化・自然環境の多様性とその歴史が、文献や標本、映像として残されています。互いの優れたアーカイブを発掘することは、歴史に学び、未来への指針となるはずです。また最先端の大学の研究とNHKの地域ネットワークを組み合わせることで、SDGsや地域の課題解決への手がかりを探っていきます。世界で唯一の完全版カムイサウルスの制作など、北海道大学のフロンティア精神を共有し、包括連携では、北海道の皆さんがワクワクする学びのプロジェクトに取り組んで行きます。
この北海道の地で互いに長い歴史を持つ北海道大学とNHKが包括連携協定に至ったことを大変嬉しく思います。本学は昨年、1876年の開学以来培ってきたアイデンティティを次の150年に向けて大きく飛躍させるべく、2030年に向けたビジョン「HU VISION 2030」を公表しました。この度の協定により、本ビジョンに掲げる「教育・研究の卓越性:Excellence」と「教育・研究を社会に広げる展開力:Extension」の2つを基軸に
情報元サイト:「北海道大学」
[ オリジナルサイトで見る ]

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。