『限界ニュータウン 荒廃する超郊外の分譲地』(太郎次郎社エディタス) – 著者: 吉川 祐介 – 松原 隆一郎による書評

乱開発の果て、荒廃地の現在報告
2017年、東京都江東区で隣家の生活音に囲まれる路地裏の古家に住んでいた現場労働の男性が、結婚を機に千葉県八街市内の分譲地に転居する。自動車一台も持てない密集地域から移った先は、車が二台駐車できる五万八千円の戸建て賃貸物件だった。人影もまばらな田舎町である。ここで男性は土地と中古住宅を購入し二人静かに生きていこうと決心、物件探しを開始する。対象は千葉県北東部の北総台地、電車でいえば佐倉まで複線の総武本線が終点の銚子まで単線になる区間である。成田空港の南の芝山町、九十九里浜の
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