『動物哲学物語 確かなリスの不確かさ』(集英社インターナショナル) – 著者: ドリアン 助川 – 中村 桂子による書評
生き物すべてにあるに違いない哲学教室
二十一話からなる動物哲学物語。ツキノワグマ、ニホンザル、ニホンジカ、コウモリ、ザトウクジラ、モグラ、アホウドリ、ナマケモノ、アルマジロ、オオアリクイ、カピバラ、イグアナ、コウテイペンギン、ガビチョウなど主人(動物)公は多彩だ。タイトルになっているリスの話を見よう。リスのQ青年は、雑木林で一つ一つのどんぐりが落ちる場所は不確かなのに、総体ではクヌギの木を囲む円の中に落ちる確かさがあることに気づく。またクヌギの芽は自分がどんぐりを埋めたところだけに出てくるという植物と動物
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