古都奈良の特産品は他では買えないものばかり!厳選5品を紹介!
平城京が置かれていた奈良県は、シルクロードの終着点として国際色豊かな天平文化が花開いた土地です。古くからの文化が大切に守られていることに加え、山に囲まれた奈良には、自然が育む特産品もたくさんあります。他地方ではなかなか味わえない特産品ばかりを五種類集めてみました。いにしえの人々が愛した品を手に取り、ひとときタイムトリップを楽しんでみてはいかがでしょうか?
尾上製麺所 伝統の味【 三輪素麺 】
奈良県の特産品といえば、まず頭に浮かぶのが「三輪素麺」でしょう。素麺の歴史はとても古く、奈良時代に遣唐使によって小麦の栽培や製法が伝わり、その後の平安から鎌倉時代にかけて素麺の作り方が確立したとされています。古くから、米が収穫されるまでの夏の保存食であり、寒い時期に小麦を手延べにして作るという製法が今もまだ残っているのが奈良の三輪素麺です。木箱入りですので、自宅用はもちろん、贈答として喜んでいただける特産品です。
坂利製麺所【 吉野の葛餅 】風呂敷包み
奈良県の特産品で、現在は希少になっているのが「吉野葛」です。古くから葛粉は薬効を持っており、身体を温めて血行を良くするため、風邪の治療薬である葛根湯や、胃腸不良の民間治療薬として利用されてきました。和菓子や洋菓子の生地や料理のとろみ付けとしても用いられていますね。吉野葛を使った「葛餅」は、ほんのりと薄茶色で艶やかに透き通り、心地よい弾力とほのかな甘さが感じられる上品な味わいです。すっきりとした後味の黒蜜と香ばしいきな粉がセットになっていて、葛餅の風味をいっそう引き立てます。お土産やおもてなしの品として、どなたにも満足いただける逸品です。
葉香製茶【 月ヶ瀬の古木茶「100年在来茶」】
奈良の特産品である「大和茶」は、奈良県大和高原を中心とする地域で生産されている日本茶のひとつです。大和茶の歴史はとても古く、806年に弘法大師が唐から茶の種子を持ち帰り、製法を伝えたと言われています。その際に持ち帰った茶臼は、赤埴の仏隆寺に現在も保存されており、ここから大和茶が始まったそうです。大和高原月ヶ瀬の葉香製茶は、明治から続く茶農家で、無科学肥料・無農薬で大和茶を栽培しています。日本古来の在来種茶葉は、100年以上製茶し続けている古木で、とても稀な日本茶です。野生的で自然な風味が感じられる煎茶は、和紙仕様のギフト包装になっているので、お土産やギフトとしても最適です。
三原食品【 奈良漬クリームチーズ 】
奈良漬は、奈良県の特産品として日本中に流通しています。筆者は奈良漬の大ファンで、漬物としてはもちろん、お茶漬けや炒飯にも使っていますが、なんとクリームチーズに使用しているグルメな一品を見つけました!奈良漬の風味漂う熟成酒粕にクリームチーズを一週間ほど漬け込んだ珍味は、奈良漬が苦手な人でも食べやすい、やさしい味わいです。日本酒はもちろん、ワインや焼酎とも相性抜群のおつまみです。クラッカーやフルーツを添えて、おしゃれなオードブルにすれば、ご家族やお客様にも喜んでいただけること間違いなしです!
クリエイトフーズ【 餃子と中華惣菜のセット 】
奈良県の特産品を一度に味わえるセットは、奈良県の中華料理店「ちゃんぽんと餃子のうまい店ほうらい」の中華惣菜詰め合わせです。焼き餃子には、奈良に古くから伝わる大和野菜を使っていて、季節の旬の素材を厳選し、野菜の風味と食感が楽しめるヘルシーな一品です。水餃子には、自然の中で手間隙かけて育てられた大和肉鶏を使用しています。その他にも、酢豚・エビマヨ・つけ麺3種のこだわり中華惣菜がセットになっています。化学調味料や保存料を使っていないので、小さなお子様がいるご家庭でも安心ですね。
歴史ある古都・奈良の特産を5品紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
710年に平城京が作られ、寺院や仏像が建立されて天平文化が花開いた都は、いまもまだその佇まいを濃く残しています。ここで紹介した特産品にも、歴史を感じられるグルメな品が揃っています。奈良の自然と歴史が生んだ特産品をぜひ味わってみてくださいね。
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