一度は食べてみたい!岐阜県のスイーツ5選
岐阜県というと、古い街並みや山々の自然を思い浮かべ、有名でおいしいスイーツはピンとこない人も多いと思います。でも、実は古い歴史の中で生まれた郷土菓子や、すばらしい自然の中で育つ作物から作られたお菓子がたくさんあるんです!ここでは、東海地方出身の筆者が実際に味わった中から、さらに吟味したスイーツを紹介します。岐阜に行って食べるのはもちろん、お土産にしても絶対に喜んでもらえるはず。どれもフォトジェニックで◎。ぜひ味わってみてくださいね!
新杵堂【 栗きんとん 】
「栗きんとん」というと、お節料理のひとつで栗の甘露煮とさつま芋の裏ごしをあわせたものを想像する人も多いのではないでしょうか?でも、岐阜県の栗きんとんは、茹でたり炊いた栗の実と砂糖を練って、茶巾絞りにしただけのとてもシンプルなお菓子です。シンプルがゆえに、栗本来の美味しさや製法によって味に差が出ます。栗きんとんで有名な岐阜県中津川市や恵那市周辺では「恵那栗」と呼ばれている上質な栗が採れるため、昔から栗きんとんの生産が盛んで、老舗もたくさんあります。ここで紹介するのは、老舗有名店「新杵堂」の栗きんとん6個入りです。美味しい緑茶と一緒に、栗そのものがお口の中でホロホロと溶けるのを楽しんでください。
烏骨鶏本舗【 烏骨鶏姫どら焼き 】
烏骨鶏(うこっけい)の卵は希少価値が高く高級食材として有名ですが、ビタミン類やDHAなどを豊富に含む奇跡の食材とも言われています。岐阜県にある烏骨本舗の専用牧場では、4500坪もの広大な敷地で1万6千羽の純血烏骨鶏を飼育し、その卵から美味しいスイーツを作っています。烏骨鶏の卵を使ったどら焼きの生地は、もっちりフワフワ!直径5センチのかわいい姫サイズなので、食事の後のスイーツにもピッタリですね。ひとつひとつに烏骨鶏の焼印が入っていたり、キラキラの化粧箱に入っているのもオシャレですので、手土産や贈り物にもピッタリ!
打保屋【 黒胡麻こくせん 】
「こくせん」とは、煎った胡麻と水飴、きな粉を練り合わせたもので、江戸時代から庶民に愛され、飛騨高山でもっとも長い歴史を持つ駄菓子です。飛騨高山には、たくさんの駄菓子の老舗がありますが、その中でもモンドセレクション4年連続受賞の「打保屋の黒胡麻こくせん」を紹介します。こだわりの焙煎法で黒胡麻の風味を最大限に引き出した逸品は、2017年の全国菓子大博覧会でも観光庁長官賞を受賞しています。素朴でありながら、食べだしたら止まらない味をぜひ試してみてください。
飛騨高山 木や【 五平餅 】
岐阜県のスイーツといったら、五平餅を外すことはできません!何を隠そう、筆者は年に数回スキーのために岐阜県を訪れますが、毎回五平餅を食べ、お土産にも買って帰ります。うるち米をつぶした餅と独特のタレは、他のどの地方にもないお餅スイーツで、やみつきになること間違いなしです。有名店「木や」の五平餅は、甘辛いタレに山椒がピリッとアクセントになっている絶品です。自宅のトースターや餅焼きで軽くあぶって食べてみてください。
御菓子司 胡蝶庵 【大垣一番!いちごどら】
「いちごどら」という名称から、どら焼きを連想する人も多いかもしれませんが、卵白の蒸し生地を使った生菓子なんです。岐阜県大垣市の菓子本舗「胡蝶庵」の銘菓で、大垣市推奨観光土産品認定を受けています。中に入っているイチゴ餡には、岐阜県産苺をペーストにしたものと、フリーズドライのまるごと一粒の苺が入っています。甘くてミルキーなフワフワの生地に苺の酸味がマッチして、どの年代の人にも喜んでもらえるスイーツです。
東海地方出身の筆者がおすすめする、岐阜県のスイーツ5選いかがだったでしょうか?
有名な五平餅から歴史のある駄菓子、そしてレアなどら焼きや生菓子まで、岐阜県のスイーツを網羅できるラインナップを紹介しました。岐阜県を訪れたら、お店に立ち寄って街並みを背景に写真を撮りながら食べるもよし、お土産やプレゼントに買って贈るもよし。「岐阜にこんな美味しいスイーツあったんだ!」と新しい発見があるはずです!
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