Add和!TOKYO株式会社(東京都)

職人のこだわりと、神々が縁を結ぶ出雲の魅力をグッと詰めこんだ極上の朝ご飯ギフト

銀座の老舗和菓子屋の会長が厳選した朝ごはんギフト「The Earth 地球よ!」。神々が縁を結ぶ神話の国、島根県出雲市のお米「縁結び米」と「しじみ味噌汁」をセットにして、地球をイメージしてデザインされたかわいらしい瓶に入れてお届けします。 炊きたてのごはんとしじみのお味噌汁で極上の朝ごはんが味わえます。

出雲縁結び米を美しい球体のガラス瓶に封入

日本の職人の技を次世代に継承したい、地域の特産品に光を当てたい。そんな思いに共感したメンバーが集まって誕生したAdd和!TOKYO。その中で広報・マーケティング、商品企画を担当する渡辺 眞由美さんは2019年、社長と共に出雲を訪れた際に“出雲縁結び米”という新しい品種のお米に出会い、“多くのみなさんのもとに届けたい”と思ったといいます。
「その魅力を引き出し、発信していくためのアイデアとして、出雲特産のしじみを使った味噌汁をセットにすることを思いつきました」

さらに、お米を食べたあとにも使えるようなインテリアにしようと思い、出雲縁結び米を美しいガラス瓶に封入。「瓶の形にもこだわり、職人さんに球体のものを作ってもらいました。完成したビンを見て、そしてお米としじみから大地と海を連想。そこから『The Earth 地球よ!』という商品名のインスピレーションが生まれました」

細部にまで職人のこだわりが行き届く

Add和!TOKYOがプロデュースする商品は、その細部にわたり、職人や日本の工芸に対するリスペクトにあふれるものばかり。
「瓶を作っているのも職人さんですし、ビンに付けているロゴマークも、職人さんがリボンを切り抜いて作ったもの。手帳や本のしおりとして使えるようになっています」

商品を梱包する箱にまでもこだわりが。
「私たちは箱のデザインにもこだわります。箱を作る印刷会社の職人さんは、梱包をする際に白い手袋をして埃が入らないように気遣ってくださいます。これこそがまさに、職人の技だと思います」

メインとなる商品にだけ職人の技が使われているわけでなく、箱に詰める、梱包するという工程においても、それぞれの技術に長けた人たちに協力をあおぎながら、“本当に良いもの”を世に出していきたいと考えているといいます。
「ただ、こういう職人さんがいますと紹介するだけでなく、例えば『The Earth 地球よ!』であれば、お米というメインの商材を、生産地域の魅力と併せて発信する方法を考え、そこに細かく職人の技を入れていきながら商品としてお渡しする。それが私たちAdd和!TOKYOのコンセプトです」

誰もが上を向けるような元気を取り戻すために

「The Earth 地球よ!」にセットされている縁結び米は、神々が縁結ぶ神話の国出雲の土地に合わせ開発された新品種。最大の魅力は、お米の白さと程よい粘りなのだとか。
「お米のおいしさの指標である食味値で、95点をマークするほどのおいしさ。“縁結び米”という名前が付いているので、例えばHappyに1日を過ごしたいときや記念日、色々な勝負の朝や受験当日に召し上がっていただくのもいいと思います」。

「しじみ味噌汁」は、しじみの名産地「宍道湖」産のふっくらとした大和しじみのうま味を、特許技術「深層水処理」で極限まで引き出し、特製調味味噌と合わせた極上のお味噌汁。熱いお湯を注ぐだけで完成します。もちろん“縁結び米”で炊いたご飯との相性も抜群です。

日本人として生まれた私たちは、美味しいご飯と美味しいお味噌汁があれば元気になれるし、地球議のような瓶を眺めていると、不思議なことに前向きな気持ちになれるといいます。
「私たちは、この丸い地球の上の日本という国に住んでいます。日本が豊かであるためには、地球も豊かでなければなりません。今はコロナ禍でみんなが下を向いていますが、誰もが上を向けるような元気を取り戻す、そんな商品になってほしいと思います」

そんな渡辺さんの思いが結実したのか、この「The Earth 地球よ!」は、2021年のOMOTENASHI Selection(おもてなしセレクション)、および令和のベストヒット大賞2021を授賞しています。

人と人が会えない時代の新しいギフトのカタチ

コロナ禍の中で、人と人が会いづらい世の中になりました。それでもお祝い事や誰かにプレゼントしたいという気持ちは変わりませんが、渡し方のスタイルは大きく変わります。
「今までは手渡しできて、品物よりもその相手が来てくれたことに価値がありましたが、直接会えなくなったので、それであれば品物が届いたときに120%のものでなければ相手の心は動きません。なので私たちはパッケージを含む細部にまでこだわっています。贈った人が喜ばれるものを求めている人たちに、自信をもってお届けできる、そんな商品を作っていきたいという思いがあります」

今後は、新しいギフトのカタチを追求したいという渡辺さん。提供の仕組みそのものを根本から刷新したいのだとか。
「今、下町の和菓子屋さんと話しているのは、和菓子を冷凍で送ってまず食べてもらって、美味しければそのお店のギフトを買っていただくという仕組みです。食べ物は、自分が食べてみて美味しいものでなければ人に贈れないと思うので、それはネットだけで完結する通販では難しい。自分が食べてみて美味しいと思っているものを贈るという、昔のおもてなしをネット上で再現するような仕組みを考えていきます」

さらに職人だけではなく、技術はあるけれども、それを十分に外部に発信できていない店舗と組んで、新しい商品を企画。「しっかり世に出していくというアクションを仕掛けながら多くのお店さんやアーティストをサポートをしたいと考えています」

今回ご紹介した企業
Add和!TOKYO株式会社 (東京都中央区銀座 )

「Add」は“足していく”という意味、「和」は日本やなごみ、絆をそれぞれ表現。「!」が入っているのは、驚きと感動を伝えていきたいという思いを社名にこめ、2020年に立ち上がったばかりの会社です。代表となった銀座で130年以上も続く和菓子屋の会長が、このコロナ禍における世の中の状況を見て、“このままでは職人の技が廃れてしまう”と危惧。その思いに共感した6人が集まって設立しました。ジャンルに問われず、様々な職人さんの技と地域の魅力を、様々な商品のカタチにして発信していきます。

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