DXサンライズおかやま(DXSUN)によるDXビジョン形成ワークショップを開催
本学がプロジェクトリーダーを務める産学官金連携DX支援コミュニティ「DXサンライズおかやま」(DXSUN)は、2月1日、19日の2回にわたり、県内中小企業におけるDXビジョン形成のためのワークショップを実施しました。
DXSUNは、企業が抱える課題および地域の社会課題の解決や新たな価値の創造を推進し、岡山県内企業の競争力向上および経済産業の発展に寄与することを目指して昨年7月に発足しました。これまでに、経済産業省の補助事業を活用して県内企業6社に対する伴走支援を行い、3年後から5年後のDXビジョンを企業とともに描いてきました。
今回のワークショップでは、オフィス家具や建築家具等の木工製造業を営む株式会社ホリグチ(倉敷市真備町)を対象とし、同社が抱える課題を抽出、整理したうえで将来的にありたい姿(ビジョン)を描き、ビジョン実現に向けて必要となるIoTツールの選定からロードマップの策定までを行いました。
ワークショップには、DXSUN構成員を中心として産学官金から約20人が参加し、それぞれが持つ知見、経験をグループワークで共有し、同社の将来に向けた多様な可能性について検討しました。
ワークショップに参加した同社の堀口真伍社長は、「ワークショップを通して今後取り組むべき事項と優先順位が明確になった。ITツールの導入による既存業務の効率化に加えて、新製品の製造販売や脱炭素に向けた取り組みについても積極的にチャレンジしていきたい」と話しました。
今後DXSUNでは、一社でも多くの将来ビジョンをともに描くために、引き続きビジョン形成型の支援活動を進めてまいります。
DXSUN発足に係るプレスリリース
DXSUNキックオフセミナー
○DXSUN構成員一覧
国立大学法人岡山大学、一般財団法人岡山経済研究所、一般社団法人岡山県商工会議所連合会、岡山県商工会連合会、岡山県中小企業団体中央会、株式会社中国銀行、株式会社Cキューブ・コンサルティング、株式会社システムズナカシマ、株式会社両備システムズ、公益財団法人岡山県産業振興財団、岡山県(計11機関)
○株式会社ホリグチ
倉敷市真備町に本社を置き、オフィス家具や建築家具等の木工製造業を営む企業。オフィスデスクの天板メーカーとして全国のオフィス家具メーカーとの取引を行いながら、岡山県産のヒノキ材を使ったこだわりの家具づ
情報元サイト:「国立大学法人岡山大学」
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