コンセプトショップ LAILA TOKIO が閉店へ

国内外のデザイナーブランドを取り扱うコンセプトショップ『LAILA TOKIO(ライラ・トウキョウ)』が、建物の老朽化による取り壊しのため2024年6月2日(日)をもって閉店することが明らかになった。『LAILA TOKIO』は『LAILA VINTAGE(ライラ・ヴィンテージ)』ディレクターによる新たなコンセプトショップとして、2013年7月26日に東京・渋谷にオープン。大通りから少し入ったビルに囲まれた看板の無い真っ白の2階建ての建物が『LAILA TOKIO』のショップ。この建物はもともと昭和中期(1946年〜1963年)に建てたれた日本家屋であった。建築から半世紀を超え、空き家となった古びたこの家屋に魅了された『LAILA TOKIO』の創設者が、この場所をショップにすることを構想。アーティストの木村浩一郎氏にデザインを依頼し、フルリノベーションが行われることに。その結果、既存の梁や柱をいかしつつ、8,000個のピラミッドピース、1トンを超えるガラスやコンクリートで再構築された真っ白な空間が誕生した。この空間では、これまで〈Helmut Lang(ヘルムートラング)〉や〈Raf Simons(ラフ・シモンズ)〉〈Maison Martin Margiela(メゾン マルタン・マルジェラ)〉などのアーカイブや、〈MARINA YEE(マリナ・イー)〉〈BLESS(ブレス)〉といった先鋭的なデザイナーブランドを独自の視点で取り上げたプロジェクトが多数行われた。彼らの編集力と審美眼に魅了され、国内外の感度の高いファッション・服好きの多くがこの場所を訪れている。『LAILA TOKIO』の実店舗は6月2日(日)で閉店するが、オンラインは継続。なお、今後もさまざまなプロジェクトを予定しているとのこと。 この投稿をInstagramで見るLAILA TOKIO(@lailatokio)がシェアした投稿Click here to view full gallery at Hypebeast.JP
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