「技術」から研究開発イノベーションをマネジメントできる技術職員の育成プロジェクトを始動 ~プロジェクトマネジメント能力を持つ技術職員の高度化を強化推進~
3月15日、世界最大のプロジェクトマネジメント協会(Project Management Institute:PMI)の日本における支部であるPMI日本支部(事務局:東京都中央区、端山毅会長)の藤井新吾副会長と組織拡大委員会でPM基礎研修プログラムを担当する石塚幸夫代表、鳥本明男サブリーダーが来学。本学総合技術部や研究・イノベーション共創機構のメンバーとプロジェクトの初会合を本学本部棟で開催しました。
本学では、プロジェクトマネジメント(PM)の能力を育成し、その能力を自身が有する技術ノウハウと融合することで、「技術」から研究開発イノベーションをマネジメントできる技術職員の育成(高度化)を進めています。本学は同支部のアカデミック・スポンサーであるとともに、同支部が2021年度から実施している国内および日本の企業・団体が実践する卓越したプロジェクトの表彰制度「PM Award」には、本学から「岡山大学SDGsイノベーション賞」の特別賞を授与するなどの連携があります。
会の冒頭、総合技術部本部長を務める佐藤法仁副理事・副学長・URAからあいさつとともにプロジェクトの趣旨説明が行われました。続いて、藤井副会長が同支部の紹介とともに今回のプロジェクトの要となるPM研修について説明しました。さらに石塚代表と鳥本サブリーダーからは具体的なPM研修の内容やターゲット、目標、次につなげるための成果などについての紹介とともに参加者らと活発な意見交換が行われました。
参加者の一人は「プロジェクトマネジメントのノウハウはほとんどなく、これまで意識してきたことがあまりなかった。初会合で日々の業務のみならず、本学が推進している職員の『高度化』や技術職員が『技術』から研究開発イノベーションを推進するスキルのうえで重要な点であることが認識できた。今後のPM研修でしっかり基本ノウハウを身に着け、生かしていきたい」とコメント。さらに佐藤本部長は「職員の『高度化』は重要な点です。これは研究大学:岡山大学のためという訳ではなく、我が国にはキラリと光る優れた技術ノウハウを持つ方々が大学・研究機関等に数多くおられます。その方々にきちんと光が当たり、かつその『技術』をもって研究開発イノベーションをマネジメントできる人材の育成・輩出は、我が国の科学技術・イノベーションの強化推進、より良い社会
情報元サイト:「国立大学法人岡山大学」
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