岡山大学CLSプログラム修了生がワシントンD.C.訪問中の岸田総理大臣に向け「日米友好・協力を担う次世代」の一人としてスピーチを行いました
4月9日、アメリカのワシントンD.C.を訪問中の岸田文雄内閣総理大臣に向け、2023年岡山大学CLS日本語プログラム修了生であるエンジェル・ブライアントさん(ハワード大学国際関係学科4年)が、日本での留学経験や将来の抱負をテーマに日本語でスピーチを行いました。
ブライアントさんは、幼い頃から日本語や日本文化に興味を持ち、2023年に日本の外務省主催の対日理解促進交流プログラム「カケハシ・プロジェクト」で初めて来日しました。そして、同年6月にアメリカ国務省主催のCLS日本語プログラムに全米から選ばれた25人の奨学生の一人として再来日し、本学で2023年6月から約8週間にわたり、日本語やSDGsに関わる課題や取り組みについて学びました。その後、2つの奨学金を得て、2023年秋から大阪の大学に半年間留学し、現在は、教育・文化助成金を通じて日米のパートナーシップを支援する独立連邦機関である日米友好委員会と、日米両政府に政策提言を行う二国間諮問委員会であるCULCONでインターンを行っています。2024年秋からは、国際関係学の分野で世界最高峰と評価されるジョンズ・ホプキンス大学ポール・H・ニッツェ高等国際問題研究大学院(Paul H. Nitze School of Advanced International Studies:SAIS)国際関係学修士課程(MAIR)に学長奨学金による修学が決まっており、日米関係や日本語について研究を行う予定となっています。
ブライアントさんは、さまざまな日米のプログラムに参加する機会を得て、多くの学びがあったことに触れ、「近い将来、今度は私が皆さんのお役に立てるようがんばりたいと思います」という言葉でスピーチを締めくくりました。
本学のプログラム修了生でもあるブライアントさんが、今後の日米のパートナーシップを支えるグローバル人材として世界で活躍されることを期待しています。
●CLSプログラム(Critical Language Scholarship Program/重要言語奨学金プログラム)
「アメリカの国家安全保障にとって重要な役割を果たす言語の人材養成およびアメリカ人にその言語を教えることができる教師の拡大」を目的とするアメリカ合衆国国務省奨学金による言語学習プログラム。2024年は、ロシア語や中国語など世界13
情報元サイト:「国立大学法人岡山大学」
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