世界水泳福岡の取り組み(水泳とSDGs)

水泳といえばやはりプールの大量の水!  スイミングスクールや公営の屋内プールは別として学校のプールには、期間外(9月~6月)もとてもきれいとは言い難い緑みどりした水が満水状態です。アメンボやゲンゴロウなどが貸し切りで楽しそうに泳いでいるだけで、監視もなく危険では?と思われるのですが、なぜいつも満水なのでしょう。  これは、消防法によって清掃時以外は抜いてはならないとの規定があり、防火用水として備蓄されているのです。そして災害時には生活用水にもされます。つまり人の命と生活を守るためなのです。火事の時はもちろん、最近の気候変動等で起こる災害時にトイレ用水としてかなり活躍しているようです。これは60年前からのSDGsの取り組みともいえるのですが、今はどうなのでしょう?  昨年夏、世界水泳が福岡マリンメッセで行われました。マリンメッセ、、、以前『金鷲旗高校柔道大会』の応援によく行っていましたが、プールはなかったはずなのですが。なんと50メートルの仮設プールが設営され行われていたのです。この仮設プールは、解体されましたがその後他の大会で再利用されるように設計されています。  更には東京2020で使用されたプールが、この大会のサブプールとして設置され使用されたようです。このような技術のすばらしさが水だけにとどまらない水泳界のSDGsとして注目されています。    また、大会の前にはユニクロさんの企画で、世界各国の選手団や観客を気持ちよく迎えるべく、福岡市内や会場近くの海浜公園のゴミ拾いイベント「スポ GOMI×UNIQLO×世界水泳福岡」なども行われていました。  そして福岡出身のアーティストしばたみなみさんが中心となって、その海洋ゴミと布切れを使ったアート作品を作るワークショップを開き、作品が世界水泳の会場マリンメッセに展示されました。活動のすばらしさと共に海洋ゴミの問題も選手や観客の心に響いたのではないでしょうか。    世界水泳福岡は、技術革新の上に、健康維持だけではなく、人種、性別、年齢を超えたコミュニティ能力を発揮し、未来につなげるためのSDGsの取り組みになっていたのですね。  参考 https://www.jiji.com/jc/article?k=2023071600241&g=spo https://www.uniqlo.com/jp/ja
情報元サイト:「TSUNAGOOD」
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