大谷翔平にも影響を与えた教えを学ぶ【書籍発売『決定版 論語と算盤がマンガで3時間でマスターできる本』】

株式会社明日香出版社は『決定版 論語と算盤がマンガで3時間でマスターできる本』 (吉田浩著)を6月12日に発売しました。多くの著名人に影響を与えた渋沢栄一の名著『論語と算盤』について余す所なく、コンパクトに解説した本です。
◆新一万円札、渋沢栄一の名著
『論語と算盤』は渋沢栄一の著作であり、大正5(1916)年に出版されました。渋沢といえば「近代資本主義の父」「実業の父」と呼ばれ、令和6(2024)年7月3日から福沢諭吉に代わり、新しい1万円札の肖像となる人物として知られます。本書は100年以上にわたって読み継がれ、その読者にはジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースで活躍する大谷翔平選手や、京セラ創業者の稲盛和夫氏などが並びます。
◆何を伝えているのか?
『論語と算盤』は約500社の企業に関わった渋沢栄一の生き方や思想を体現する本です。しかし「精神性」の強い論語と、「利益」の算盤は相容れないイメージがあります。しかし渋沢が伝えたかったのはそもそも「何のためにビジネスをするのか?」という問いでした。論語に教えである仁(思いやり)、義(仁義)、礼(礼儀)、智(学び)、信(信頼)を経営に応用したのが渋沢であり本書なのです。それは現在のビジネスシーンでも十分通用するものです。
◆現在へつながる教え
それでは『論語と算盤』にはどういう教えがあるのでしょうか。いくつかの例を見てゆきます。
・大きな志と小さな志の調和が大切(根幹としての「大きな志」を立てたら、枝はとなる「小さな志」を立てることで人生が実りあるものになる)
・どんな世界で生きていても常識は必要(「智・情・意」のバランスが大切。ヒーローでありながらスタジアムのベンチでゴミ拾いをする大谷翔平選手は、3つのバランスが取れた人物)
・お金はよく集め、よく遣うことが大切(お金持ちは健康維持にお金をかけるなど、お金の使い方がうまい。成功者のお金の使い方に学ぶべし)
・富や地位は正しくに入れる(「大和魂の生まれ変わりである武士道で世に立っていかねばならない」と渋沢は述べる。まっとうに仕事と向き合い、人と信頼関係を築く)
100年前の著作でありながら、現在に通ずる教えがたくさんあるとわかります。
これらのトピックが見開き2ページで、渋沢の言葉、考え方とともにマンガで解説されています。
◆すべての働く人に向けて

情報元サイト:「ValuePress!」
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