電子ごみ問題にアート購入で取りくむ ゲットイット、年間売上1%目標の「未来費」で長坂真護作品3点を購入・設置

ゲットイットは、電子ごみ(E-waste)を再利用してアートを創作する美術家・長坂真護氏の絵画を購入し、各拠点に展示しました。作品の購入・展示を通じて長坂氏のガーナにおける社会活動の支援、業界内の電子ごみ問題の認知拡大を目指します。
ゲットイットは、電子ごみ(E-waste)を再利用して創作された長坂作品を都内3拠点に設置しました。当社はITハードウェアの持続可能な運用のための総合サービス「Sustainable Computing 」をビジョンとして掲げています。事業におけるIT機器のリユース・リサイクルを柱にしつつ、過去に廃棄された電子ごみ問題の解決支援・認知拡大にも努めています。電子ごみを再利用した長坂氏の作品の購入と設置は、この取り組みの一環です。 
世界有数の電子ごみ産出国でありながら、リサイクル率は先進国中最低レベルの日本
 国際電気通信連合(ITU)の発表によると、2022年、世界全体で6,200万トンの電子ごみが廃棄されました。2010年比で82%増という増加量は今後も増え、2030年には8,200万トンになることが予測されています(※1)。 
電子ごみは都市鉱山と呼ばれ、適切にリサイクルすることでレアメタルや銅、金などの天然資源を回収することができます。しかしリサイクル率は現在、世界全体で4分の1(22.3%)未満であり、620億米ドル(日本円で7兆円弱)相当の回収可能な天然資源が行方不明となっています(※2)。 
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2NDg1MiMzMzg0OTUjNjQ4NTJfRlNGcFFMcHJ4dC5qcGc.jpg ]
また、電子ごみはCO2を排出します。その量は年間で9,800トンとされ、世界のエネルギー排出量の0.3%に相当します(※3)。また非公認の廃棄物処理部門で働く女性の数は1,290万人、子供の数は1,800万人とされています(※4)。電子ごみは水銀をはじめとした有毒物質を含んでおり、労働者の健康への悪影響が懸念されています。電子機器の所有数は高所得国で一人あたり平均109台、低所得国で7台とされています。高所得国が電子機器の便益を享受する一方、使い終わった後は、低所得国での環境不十分な労働環境下で、健康被害も起こしている
情報元サイト:「ValuePress!」
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