小社会 「ただ」じゃない

「お客さん、どこから?」。数年前、都心でタクシーに乗るなり初老の運転手に問われた。「どこまで?」もそこそこに、「高知なの? うらやましいねぇ」。

目的地まで延々と、自分には古里がないと嘆く。「帰る場所がねぇんだもの。ここで暮らすしかねぇんだもの」。確かに、東京は古里っぽさが薄い。生粋の江戸っ子があ
情報元サイト:「高知新聞」
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