最優秀賞は「つながれ広がれ車のリレー」 クルマのリサイクル作品コンクール

自動車のリサイクルをテーマにした、小学生対象の「第7回クルマのリサイクル作品コンクール」の表彰式が3月29日、東京都内で開かれた。最優秀賞の自動車リサイクル促進センター賞が、標語の部は鹿児島大教育学部附属小2年の白坂稟(しらさか・りん)さんに、ポスターの部は札幌市立資生館小4年の縄乃々香(なわ・ののか)さんに贈られた。
主催する公益財団法人自動車リサイクル促進センターによると、コンクールは小学生が自動車リサイクルに関して学んだことや知ってほしいことを作品にすることを通じて、循環型社会の実現に向けた自動車リサイクルの取り組みについてより深く理解してもらおうという狙い。7回目となる今回は、全国から標語6260点、ポスター1514点の応募があり、入賞者には賞状や車の窓ガラスをリサイクルしたメダルが授与された。
標語の部で最優秀賞の白坂さんの作品は「リサイクル つながれ広がれ 車のリレー」。白坂さんは「(受賞を聞いたとき)「うれしくて『やった!』と言って飛び跳ねてしまいました。自然を大切にしたいという人の気持ちとリサイクルがつながって、自動車のリサイクルがもっともっと広がり、自然を無駄にしない社会になればいいと思います」と話した。
ポスターの部で最優秀賞の縄さんは、車の周囲にリサイクルされた部品や製品を配置して環境循環型社会を鮮やかな色彩で表現した。「リサイクルはSDGs(持続可能な開発目標)につながると思ったので(車の下の花びらを)SDGsカラーにしました。車は大切な資源なので、もっと大切に使ってもう一度生まれ変わるという気持ちを込めて描きました」と述べた。縄さんは標語の部でも小学生新聞賞を受賞した。
自動車リサイクル促進センターの永井辰幸専務理事は講評で「審査では、車のリサイクルをどのようにとらえ、見る人の印象に残る表現をしたか見せていただいた。皆さん、大変良く学ばれていて驚かされた。車のリサイクルに関わる人々の工夫、努力について思いを巡らせることは、循環型社会に向けた日本の将来を考えることにつながり、皆さんの未来に必ず役立つと信じています」と入賞者をたたえた。
同センターによると、日本では約8060万台の車が活躍し、年間約422万台の新車が販売される一方、同約134万台は中古車として輸出され、同約304万台が使用を終えている。使われなくなった車のほ
情報元サイト:「OVO」
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