母の実家 豊後大野市 安藤千世子（88） ／大分

終戦前に母と2人で疎開してたどりついたのが母の実家。もう何十年も空き家になっていたが、先日より壊しにかかった。

屋根の瓦を一枚一枚はぎ取り、投げ落とす様子を自宅から見聞きしていた。カシャン、パリ。何十回聞いただろうか。胸が熱くなるのをおぼえた。自然と涙が出てきた。

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情報元サイト：「毎日新聞」
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