赤字62億円超 えちごトキめき鉄道 「雪月花」は好調
リゾート列車「雪月花」などを運行する新潟県のえちごトキめき鉄道が昨年度の決算を発表し、62億円を超える大幅な赤字となりました。今後は好調な観光列車の運行で、収益向上を図りたいとしています。
えちごトキめき鉄道の昨年度の決算は、電車や駅などの鉄道資産は利益を生まないとして減損処理を行ったことから、特別損失57億6500万円を含む62億5400万円の赤字となりました。ただ、経常利益は前の年度に比べると1億9000万円の収支改善となりました。
【えちごトキめき鉄道 鳥塚亮社長】
「62億(赤字)という衝撃な数字をお示しして、お騒がせした形で申し訳ございませんでした。ただこれは会計上の処理のお金なので、列車の運行やトキ鉄がどうこうなる話ではありません」
また、運行するリゾート列車「雪月花」は新型コロナウイルスの影響で乗客のキャンセルが相次いだものの、前年度比127%の増収となりました。今年度は「雪月花」の運行に力を入れ、国内需要を取り込みたいとしています。
情報元サイト:「BSN NEWS」
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