マカロンボーロは同店シェフの、「もっと手軽にマカロンのおいしさを味わってもらいたい」という想いから生まれました。カラフルなマカロン生地にフレーバーを施し、小さく絞り出して焼き上げたお菓子です。サクッとした軽い食感で、いくつでも食べられるおいしさが魅力です。
マカロンの生地の材料は、卵白とアーモンドプードル（アーモンドの粉）と砂糖。マカロンボーロはより軽やかな味わいを実現させようと、卵白や砂糖の配合を少し変えているそうです。マカロンはフレッシュなクリームをサンドしているため、冷蔵庫での保存が必要ですが、マカロンボーロは常温で日持ちするのがうれしいところ。クリームの代わりに、イチゴ、バニラ、レモン、ピスタチオ、ショコラ、カラメル、アーモンドといった、カラフルな見た目通りのフレーバーが楽しめます。ギフトや手土産、さまざまなパーティーなどのシーンで重宝されています。

ここで、マカロンの歴史を簡単に紹介します。マカロンはフランス生まれのお菓子だと思われがちですが、実はイタリアが発祥の地と言われています。パスタの「マカロニ」が語源だそうで、もともとはアーモンドを使った素朴な焼き菓子でした。16世紀にフランスに持ち込まれ、現在のような華やかでかわいらしい形になったのは1930年代。パリの有名なパティスリーが卵白を泡立ててメレンゲにし、アーモンドプードルと砂糖を合わせて繊細な生地を作り、大人気となりました。
MACARON ET CHOCOLATのゼネラルマネージャー・山口義裕さん（46）は「色とりどりで味のバリエーションも豊かなところがマカロンの魅力」と話します。「贈る人も贈られる人も心トキメクお菓子があったらいいな」。そんな思いにマカロンはピッタリでした。そして、日本ではまだマカロンが珍しかった2012年の10月にMACARON ET CHOCOLATはオープンし、「ここでしか味わえないオリジナル商品を作ろう」と開発したのがマカロンボーロだったのです。

軽くサクサクの食感で、思わず次々と手が伸びてしまうマカロンボーロ。「どのフレーバーから食べようか」と迷うのも楽しいですね。そのまま味わうのはもちろん、アイスクリームや手作りのケーキにトッピングするファンも多いとか。また、コーヒーや紅茶だけでなく、スパークリングワインやビールといったアルコール類と一緒に味わうのもおすすめです。
「マカロンボーロ MIX S」は35g入りのお手軽サイズながら、しっかりしたガラスのボトル入り。食べ終わった後には、調味料や茶葉などを保存する容器として再利用している人も多いんですよ。
このほか、シックな缶入りで花畑をイメージしたという「マカロンボーロ 吹き寄せ」もご用意しました。こちらは通常のマカロンボーロに加え、お花のモチーフと、チョコレートをはさんだミニマカロンも散りばめた吹き寄せ風の詰め合わせです。華やかでキュートなボーロで埋めつくされた缶は、まるで宝石箱のよう。ハレの日のギフトにぴったりですね。

「マカロンボーロ MIX S」はホワイトデーのプレゼントやちょっとしたギフトを探すお客様を中心に人気を集めていますが、企業の創立記念などのイベント時にまとめ買いし、取引先へ手渡すお菓子としても広く利用されているそうです。シンプルなガラス容器に詰められたお菓子は、カジュアルからフォーマルまであらゆるシーンで喜ばれています。「マカロンボーロ 吹き寄せ」は卒業や入学、就職などのお祝い事や母の日、クリスマス、ホームパーティー用におすすめ。山口さんは、「おしゃれでおいしいお菓子を、サプライズも一緒に届けたいという気持ちで作りました」と話しています。中を開けた瞬間の、その場にいる人たちの輝く表情が目に浮かびますね。
MACARON ET CHOCOLATが店を構える西荻窪は、個性的な店がひしめき合いワクワクする気持ちになるスポット。レストラン、居酒屋、豆腐店、和菓子店などの名店が並んでいます。旅やグルメ雑誌などで何度も取り上げられているので、目にしている人も多いことでしょう。近くを訪れた際は、黒で統一したスタイリッシュな外観のこの店を、ぜひとも見つけてくださいね。

事業者紹介

MACARON ET CHOCOLAT（東京都杉並区）

有限会社スプラウトジャパンが運営する、2012年10月にオープンしたオリジナルマカロンとショコラの専門店。マカロンボーロはお正月やクリスマス、ハロウィンなどシーズンに合わせた限定モチーフが入った商品も展開している。 マカロンボーロは同店で販売しているほか、百貨店、婦人画報やオンワードなどのオンライン通販で扱っている。