日進畜産工業 株式会社 （東京都）
創業100余年のお肉屋さんが造る“本物の味”「日進ハムセット」
モンドセレクション最高金賞受賞のボンレスハム「ヴァイスシンケン」をはじめとした、ハムやソーセージ、ベーコン、腸詰など……創業100余年のお肉屋さんが造る、麻布で長く愛され続ける味わいを、セットにしてお届けします。贈り物として、特別な日のお食事やワインのお供として、ぜひ“本物の味”をお楽しみください。
東京・麻布の地で、“世界の美味しいもの” を発信し続けて100余年
日本の政治や経済、文化の中心である東京都。その中でも、国際的な情報の多くが集中する港区・麻布エリアには、大使館やインターナショナルスクールが立ち並び、国際色豊かな街並みが広がっています。
そんな “世界都市” とも言える港区・麻布の地に、100年を超える歴史を持つハム・ソーセージメーカーがあります。大正5年、1916年創立の日進畜産工業＜日進ハム＞です。
「初めは、皆さんに大切な食肉資源をお届けする、お肉屋さんでした。後に、新たに工場を設けてハム・ソーセージ造りを開始。経済成長期には海外の多様な食文化を日本に広く紹介し、多くのお客様に喜んでいただきました」と話すのは、日進畜産工業の門別さんです。
創業当時から変わらぬ製法でハム・ソーセージを造り続け、老舗百貨店や主要国際ホテルからも選ばれる存在に。また現在は日本で唯一の本格的なインターナショナルスーパーマーケット「日進ワールドデリカテッセン」を経営し、自社製ハムの他に海外のビーフ・ポーク・チキン・ラム肉など、世界のおいしい食品を広く提供しています。
本場・ドイツの文献に記された伝統のレシピをもとに、変わらぬ味を届ける
創業以来「最高の素材・最高のテースト」を掲げる日進畜産工業のこだわりは、“本場の味を極める” ことにあるのだと、門別さんは話します。
「私たちは、ドイツを中心としたヨーロッパ各地に伝わる本場の味を、そのまま造ることにこだわり続けています。そのために大切にしているのが、“ヘルマン・コッホ” に書かれたレシピです」
「ヘルマン・コッホ」とは “ソーセージ屋のバイブル” とも言われる、ソーセージの本場・ドイツ発祥の文献のこと。ヨーロッパ各地に伝わるソーセージやハム 数千種類のレシピと製法が、詳細に書き記されているのだと言います。
「私たちも、このバイブルに基づいたヨーロッパのソーセージ造りを見習い、時代が移り変わろうとも一貫して文献に書かれたレシピに忠実に、製造を行ってきました。だからこそヨーロッパらしい、お肉の旨味が凝縮された食べ応えのあるハムやソーセージが実現できるのです。もちろんゼラチンやでんぷん、膨張剤などを加えるようなこともありません」
また文献に記された膨大な数のレシピに倣うことから、バリエーション豊富な商品を届けられるのも日進畜産工業の強みの一つ。オーソドックスなボンレスハムやロースハム、ウインナーの他にも、パプリカやグリーンペッパーを練り込んだものなど、日本ではなかなか出会えない味わいが楽しめます。
代表商品は、モンドセレクション最高金賞受賞のボンレスハム「ヴァイスシンケン」
日進畜産工業のハム・ソーセージの中で、一番の代表商品とも言えるのが、ボンレスハム「ヴァイスシンケン」です。
「ヴァイスシンケンには、私たちが100余年の歴史の中で “これがボンレスハムに最適の素材だ” と選び抜いた、国産の豚肉を使用。肉汁が多く、加工するとパサパサになってしまう大きな豚ではなく、小ぶりでハリのある旬の豚を選んでいます。また品質を落とすことにつながる保存料は使用しないなど、“素材のよさ” を生かすことを徹底しています」と話す、門別さん。
「そして、その素材本来の風味を味わっていただくために、燻製を行わずにスチームのみで加工。さらに化学調味料を使わないのはもちろんのこと、極力味付けを抑えているのがこだわりのポイントです」
また凝った加工は行わず、自然な原木のままの状態からスライスしているため、およそ22cm×18cmの大判サイズに。通常のハムの3倍近い、お顔ほどの大きさがあるボリューム満点の見た目も、魅力の一つと言えるでしょう。
「まずは、その豪快な見た目に驚いていただいて。パックを開ければ芳醇なお肉の香りが漂い、そして一口召し上がっていただくと、上質なお肉と脂のジューシーな旨味が口の中に広がる。1回で3度お楽しみいただける商品です」
そんなこだわりの詰まった「ヴァイスシンケン」は、2019年 モンドセレクション初出品にして、最高金賞を受賞。さらに、3年連続で高品質の賞を受賞した製品に贈られる「インターナショナル・ハイクオリティー・トロフィー」も獲得しました。
「その品質、味わいが本当に良いものだと、ご評価いただくことができました。これからも、本物であることを証明し続けてまいります」
食事の時間を楽しみ、また価値観や知識の幅を広げるために、本物の味を知ってほしい
今回は、「ヴァイスシンケン」をはじめとしたハムや、ソーセージ、ベーコン、腸詰など……日進畜産工業こだわりのさまざまな製品を味わっていただくため、各種をセットにしているのだとか。
「まずはいろいろな種類を食べてみていただけたらと思い、単品ではなくセットの商品をご用意しました。モンドセレクション2019最高金賞受賞を記念したものや、スライスしたハム・ソーセージを集めたセット、パーティにぴったりの7種セットなど、種類も豊富にご用意しています。開けて思わず目が輝いてしまう、“宝石箱” のような感覚でお楽しみいただけたら嬉しいですね」
大正時代に創立して以来、東京港区・麻布の地でハム・ソーセージ造りを続け、現在は都内を中心とした老舗百貨店や、主要国際ホテルでの販売が中心に。だからこそ、“日本全国へこの味を届けること” を目指したいと、門別さんは話します。
「インターネットの発展によって日本全国が一つにつながるようになりましたから、より広く私たちのこだわりの商品をお届けしたいと思っています。やはり “食” というのは、人々の生活の中で最も身近で、そして大切なものです。大切な方と語らい合いながら楽しい時間を過ごすためにも、また価値観や知識の幅を広げるためにも、ぜひ私たちが造るハム・ソーセージを通して “本物の味” と多様な食文化を知っていただけたらと思います」
伝統のレシピと、創立以来100余年にわたって培われた技術の上に成り立つ、特別なハム・ソーセージ。お歳暮をはじめとした大切な方への贈り物として、また特別な一日にゆったりと楽しむお食事やお酒のお供として……本場・ヨーロッパに学ぶ “本物の味” を選んでみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介した企業
日進畜産工業 株式会社 （東京都港区）
大正5（1916）年 東京都港区・麻布にて創立した、業界で最も長い歴史を有する企業の一つです。食肉の販売からスタートし、現在は自社製ハム・ソーセージの製造・販売、高級食肉の販売と、インターナショナルスーパーマーケット「日進ワールドデリカテッセン」の経営を手がけています。創立以来掲げる「最高の素材・最高のテースト」を胸に、今後も世界の美味しい食品を世界のお客様に届けてまいります。
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