株式会社 布目 (北海道)

80年以上続く老舗が手がける道南の伝統食・松前漬けをアレンジした「甘えび松前漬」_北海道・布目

イカと細切りにした昆布を醤油で漬けた松前漬けは、北海道・道南エリアの伝統食です。そこに甘みと食感に特徴のある甘えびをプラスしたのが「甘えび松前漬」。お酒のおともや熱々のご飯に合わせるのはもちろん、自由なアレンジを楽しむのもおすすめ。食卓に彩りを添えるご当地の味をお楽しみください。

昭和16年創業、水産加工が盛んな函館にある老舗メーカー

北海道函館市にある株式会社布目は、生珍味と呼ばれる水産加工品を手がける老舗メーカーです。スルメイカが潤沢にとれる地の利を活かしたイカ塩辛からはじまり、現在は、松前漬け、たこわさび、いくらの醤油漬けなど、さまざまな商品を展開しています。

「本社に工場を併設していて、そこで製造した製品を全国各地に卸しています。10年ほど前に新設した工場は国際規格のFSSC 22000をいち早く取得しました。FSSC 22000は、農産、水産、畜産のカテゴリーを問わずさまざまな食品業界が取得し始めている規格で、原料の入荷から出荷まで、厳格な規定にのっとって製造をしています。そして、安心・安全はもちろん、クオリティの高い製品づくりを実践しています」と営業部課長の佐々木康寿さん。

しかも、保存料など添加物をできる限り使用せず、素材そのものの味わいを大切にしているのも同社の特徴。そのため、塩分の濃度などを工夫することで、クオリティを維持しながら、誰が食べても安心・安全な製品を提供しています。

暖簾にあぐらをかくことなく、常に新しい商品づくりに取り組む

布目は創業から80余年という老舗であり、北海道の伝統の味を守る一方で、新商品の開発にも意欲的です。商品開発の専門チームである研究開発部からもたらされるアイデアのほか、より消費者に近い立場の営業部から「こんな商品があったらいい」「こんな商品は作れないか?」と、活発なやりとりがあるそう。

「実は今日も研究開発部発信の試食会があったんです。5つの開発中の製品を社員で試食して、アンケートを取りました。その結果が良ければ、研究開発部では製品化に向けて改良や調整を行い、仕上げの作業にかかるのですが、実際は10品出して1品製品化できれば良いほう。ボツになることも多いですし、僕らのアンケートと実際にお召し上がりになるお客さまのインサイトは違うので、出せば売れるというわけではないです。新商品づくりは、つくる方も売る方も試行錯誤の連続です」

老舗メーカーでありながら、リピーターを飽きさせず、新たな購買層開拓につながるような取り組みを日常的に行っているのです。これは布目の実直な姿勢を感じることができるエピソードのひとつと言えるでしょう。

数の子の食感がアクセント、特別感のある「甘えび松前漬」

寒さの厳しい北海道・道南の冬の保存食として親しまれてきた松前漬け。細切りにした昆布とイカを基本の具材として醤油で漬けたもので、調味液に昆布やイカの旨味や風味が溶け出し、飽きのこない味わいが魅力です。最近は、そこに数の子やホタテなどを加えたバラエティ豊かな松前漬けが作られるようになっています。

「新しい松前漬けとして、今から5〜6年前に開発、製品化されたのが『甘えび松前漬』です。商品名で謳っている通り、甘えびがメインになるように食材のバランスを考えてつくっています」と佐々木さん。そこに食感のアクセントとして、数の子をプラス。
「昆布こそシャキっとした食感がありますが、甘えびもイカも柔らかいので、噛んだときのアクセントがほしいということで数の子を加えています。ただし、大きな数の子だと甘えびを邪魔してしまうので、あえて小さい、かけらのようなものを使っているのがこだわりです」と続けます。

甘えび特有のとろけるような食感と上品な甘さを楽しめる「甘えび松前漬」は、いつもの松前漬けとはひと味もふた味も違ったおいしさです。1つ250gと食べきりやすいサイズに小分けになっていて、保存性や利便性が高いのもポイントです。

老若男女に楽しんでもらいたい北海道伝統の味を手軽に

「松前漬けに限らず、生珍味の購入者層は年齢が高めな傾向があります。私たちの業界全体としても、北海道の伝統の味をご家庭で手軽に楽しんでいただけるこのような機会を利用して、若い方にも一度お試しいただきたいです」と佐々木さん。

保存食からイメージされるような塩分が高いものではなく、老若男女が親しみやすい味わいが布目の松前漬けの魅力。お酒のおともや熱々のご飯と合わせるのはもちろん、アレンジも自在に楽しむことができるそう。

「完成した味付けをしているので、そうめんなど冷たい麺にのせて和え麺として召し上がっていただくのもおすすめです。お好みで麺つゆを足していただいても良いと思います。ほかには、サラダなど野菜に合わせていただくと、ドレッシングいらずでお召し上がりいただけますよ。ご自身のアイデアで、いろいろなアレンジを楽しんでいただきたいです」

さまざまな松前漬けが作られているなかでも甘えびを使ったものは珍しいためか、自宅用だけでなく、ギフトとして利用されることも。例えば、母の日、父の日、敬老の日などのイベントの前や、お節の一品として年末に多くのオーダーが入るとか。

北海道の伝統の味、ご当地ならではの味を、自宅にいながら手軽に味わうことができ、ちょっとした非日常感も届けてくれる逸品を食卓にいかがですか?

今回ご紹介した企業
株式会社 布目 (北海道函館市)

水産加工が盛んな函館に本社を構える株式会社布目。昭和16年の創業から、安心・安全でクオリティの高い製品づくりをモットーにしています。いか塩辛、たこわさびなどさまざまな生珍味を幅広く手がけるなかでも、甘えびを使った珍しい松前漬けは話題づくりやちょっとしたギフトにぴったりです。

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