白浜で医療版ワーケーション 医師不足の解消目指す、和歌山
地域の医師・医療従事者の不足の解消を目指し、和歌山県は4、5日、医療人材の紹介などを手がける会社「MRT」(東京都)と連携して白浜町で「医療版ワーケーション」を実施した。関西初の取り組みという。
働きながら余暇も楽しむ医療版ワーケーションは、常勤医師が不足する週末や夏休みなどの大型連休に合わせて、県外から医師らを招く取り組み。紀南地域の医療機関の分娩(ぶんべん)と救急で実施する。
白浜町で行われた初めての医療版ワーケーションには、広島県内の病院の救急救命科で勤務している眞鍋憲正医師(36)が参加。家族と一緒に町内にあるレジャー施設「アドベンチャーワールド」などで楽しんだ後、白浜はまゆう病院で働いた。
眞鍋医師は「面白そうだと思って参加した。家族も喜んでくれて良かった。また募集があれば参加してみたい」と話した。
MRTによると、現在も医療版ワーケーションへの参加を希望する医師を募集しており、すでに応募が来ているという。次回実施する場所などはまだ決まっていない。
県と同社は昨年10月、医師確保と医療DX(デジタル変革)の実現に向けた連携協定を結んでいる。
情報元サイト:「紀伊民報社」
[ オリジナルサイトで見る ]
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。