作りおきにもピッタリ「ボロネーゼ風パスタ」【おから美腸レシピ④】
■おからに含まれる大豆イソフラボンの力。エクオール生産体質になろう! おからに含まれる大豆イソフラボンは、植物エストロゲンのひとつ。女性の健康と美容を維持するうえで、重要な役割を担う女性ホルモン(エストロゲン)に構造が似ているため、エストロゲンが減少したときに、代わりとなって同じような働きをし、更年期症状の緩和や骨密度の維持などのサポートをしてくれることが明らかになっています。 しかし、衝撃的なことに、大豆イソフラボンは、誰にでも同じように働くわけではなく、個人差があることが近年の研究で明らかになってきました。 大豆イソフラボンは、「ダイゼイン」という形で体内に入り、「エクオール」に変換されることで、女性ホルモン(エストロゲン)のような働きを発揮します。しかしまだあまり知られていませんが、実はすべての人が体内で「エクオール」を作れるわけではありません。日本人の約50%が作れる体質だと言われていますが、若い世代においては少なくなっているようです。 では、「エクオール」を作れるかどうかは、何で決まるのでしょうか? 実は、そのカギを握っているのが「腸」です。私たちの腸内には、たくさんの腸内細菌がいますが、その中にエクオール産生菌がいるかどうかで決まります。エクオール産生菌はこれまで10種類ほど見つかっていますが、まだ未知の産生菌がいる可能性があります。どのような人の腸内にエクオール産生菌がいるのかは、まだはっきりとは分かっていませんが、現在出ている報告によると、食事や生活習慣が影響を与えているようです。植物性食品の多い食生活をしていると増え、逆に肉食寄りの食生活をしていると減ってしまう傾向があるとのこと。大豆イソフラボンの働きを期待したい方は、単に大豆製品を摂るだけでなく、食生活全体を見直すことが大切です(Mayo B, et al. Nutrients. 2019 Sepより)。エクオールを作れる体質かどうか簡単に検査できるキットもあるので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか? 【エクオールの機能】 ● 骨粗しょう症予防 ● ほてりや関節症などの更年期障害の緩和 ● 月経周期の調節 ※厚生労働省「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A」および内閣府食品安全委員会「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A」より さて、今回ご紹介するレシピは
情報元サイト:「BEST TIMES」
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