「やっぱりホンモノは違う!」と唸らせる!和歌山の名物5選
旧令制国では「紀伊国」と呼ばれた和歌山県は、温暖な気候と豊かな山と海に恵まれた土地です。江戸時代には徳川御三家のひとつ紀州徳川家の領地として栄えた背景には、「木の国」とも言われている熊野の材木や柑橘類、そして黒潮が育むマグロや鯨という資産があったからでしょう。世界遺産となった熊野古道や白浜温泉などの保養地がある和歌山は、観光名所としても栄えてきたため、当然ながら数え切れないほどの名物があります。ここでは「ホンモノは違う!」と思わず声が出るような厳選した品々を紹介しましょう。
抱壷庵【くじらの貯金箱】
和歌山県太地町は、日本の捕鯨発祥の地として世界的に有名です。古来より、太地では鯨が経済を支えていていました。近年では、ホエールウォッチングやイルカとの触れ合いなどのアクティビティも人気が出てきて、観光名所として再び人気を博しています。捕鯨の文化と歴史を全国に伝えるべく作られている名物が、陶器製のくじらの貯金箱です。くじらの町・太地町を代表する民芸品として、2009年に国土交通大臣賞を受賞した名物で、鯨のようにビッグな貯金をしてみませんか?
河本食品【 天授の梅はちみつ 】
和歌山県の名物といえば、最初に浮かぶのが「梅干」という人も多いのではないでしょうか。それもそのはず、和歌山県の梅干の生産量は全国一で、なかでも紀州南高梅を使ったものは地域ブランド品として有名です。和歌山県みなべ町で梅干作り一筋80余年の河本食品では、4ランクからなる紀州南高梅のうち、最高グレードのA等級の梅のみを使用しています。梅干は塩分が気になるという人のために、塩分2.8%という究極の減塩梅干「天授の梅はちみつ」は、国産はちみつのまろやかな甘さが口に広がった後、梅干本来の風味と程よい酸味が楽しめる逸品です。ご飯のお供にはもちろん、お茶請けや焼酎の梅割りにもぴったりですよ!
魚義商店【 梅塩の干物&味醂干し(湯浅醤油使用)セット 】
和歌山県の沖には黒潮が流れていて豊富な魚類が捕れるため、魚市場も観光スポットとしてにぎわっていて、新鮮な魚から干物や味醂干しなどの名物がずらりと並んでいます。そこで、和歌山県を代表する「優良県産品プレミア和歌山」にも認定された「梅塩の干物&味醂干しセット」を名物として紹介しましょう。和歌山の特産である紀州南高梅の梅干に使用した梅塩で作られた干物は日本で唯一の味、まさに和歌山の名物が合体した逸品です。真アジ・カマス・鯛など7種類の魚の干物と、和歌山名産の湯浅醤油を使ったサンマの味醂干しがセットになっています。さっと炙って本物の味を楽しんでみてはいかがでしょうか?
濱田【 梅搾り 】
和歌山名物の中でも、なんとしても他地方の方に味わってもらいたいのが、南高梅のシロップです。和歌山の特産である南高梅を使用した代表的な名物には梅干や梅酒がありますが、小さいお子様のいる家庭や食事を制限している方には敬遠されがちですよね。そこでおすすめなのが、完熟南高梅のシロップです。砂糖だけを加えて作った濃厚なジュースには、ノンアルコールとは思えないほどの深みが凝縮されています。さっぱりと味わうならソーダで割ったり、無糖のアイスティーに混ぜてプラム紅茶にしてみたり。また、お料理の隠し味やゼリーを作るのもおすすめです。490mlのボトルが3本セットになっているので、お友達と分け合ったり、お土産にしてもいいですね!
小南農園【 田村みかんフルーツまるごとゼリー 】
温暖な気候の和歌山県は「紀州和歌山果樹王国」の別名があるくらい、柑橘類の生産が盛んです。和歌山名物と謳われるの有田みかんの中でも、プレミアムブランド果実と呼ばれているのが「田村みかん」で、和歌山のブランドみかんとして全国の市場で高値で取引されています。田村みかんの皮をむき、そのまま丸ごとをゼリーに閉じ込めたフルーツまるごとゼリーは、口に入れると豊かな甘みが広がり、もうひとつ食べたくなってしまうほどのおいしさです。12個セットなので、お土産やギフトにも最適ですね。
ご紹介した和歌山県の名物5品はいかがでしたか?
一見どこにでもありそうに見えますが、手に取るとまったく別物だとわかるほど、「本物」の逸品ばかりです。捕鯨と共に生きてきた人たちの想いが詰まった鯨の貯金箱や、紀州の果樹がどれほどすばらしいかが伝わる梅やみかんの品々を、ぜひ確かめてみてください。グルメな方にはもちろん、大切な方へのギフトやお土産にもおすすめの品揃いです!
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