~みんなが笑顔になれるお酒~ユネスコ無形文化遺産に登録された名水の町から贈る「社長の酒」

地下130メートルからくみ上げたきれいな地下水。毎年日本全国を探しまわって選ぶ、その年の最も良いお米。最高の素材と、熟練の職人が「素材の声を聴きながら」作る社長の酒は口当たりがなめらかでキレのあり、すっきりとした飲みやすい味になっています。

~みんなが笑顔になれるお酒~ユネスコ無形文化遺産に登録された名水の町から贈る「社長の酒」

こだわり生産者_松岡醸造株式会社01

私たちは埼玉県小川町で1851年から続く、老舗の酒蔵です。埼玉県小川町といえば「細川紙」がユネスコ無形文化遺産に登録されたほどの、自然豊かな名水の町です。初代 松岡祐エ門は酒造りに欠かせない良質な「水」と「米の集積地」とも言われるほどの好条件に惹かれ、この地で創業しました。
以来166年に渡り、伝統を受け継ぎ、熟練の職人技と最良の素材にこだわり、すっきりとした飲みやすい清酒造りを行ってきました。

新たな門出に向けて「出世の願い」を込めて贈りたい

こだわり生産者_松岡醸造株式会社02

「社長の酒」はほんの少量しか製造せず、残りは社長が贈答用などに使っていました。その際にタンクに「社長の酒」と書いてあったことが名前の由来です。
その当時は「吟醸酒」というものが一般的ではなかったため、このお酒が評判を呼び、当時埼玉県で一番の吟醸酒を造る酒蔵となったことで、縁起の良い出世酒として現在もその名前を使っています。
日本酒は比較的年齢の高い方向けというイメージが強いけれど、このお酒は嫌いな人があまりいないような、テーブルワイン感覚で楽しんでもらえる味になっています。
新たな門出を迎えるような人生の節目に「出世の願い」を込めて贈っていただいたり、自宅で「社長の気分」になって気軽に楽しんでいただいたり、と様々な用途で味わって貰えたらと思っています。

全国新酒鑑評会で8年連続金賞を受賞した、こだわり抜いた「原材料への想い」

こだわり生産者_松岡醸造株式会社03

日本酒の原材料では「水」と「米」がやはり重要になります。
「水」は、「硬度127mg/l」という日本酒に使用されている仕込み水の中では最も硬度が高いと言われる、秩父山系の石灰岩層を長年に渡ってゆっくりと浸透してきた硬水を使用しています。
創業当初は地下水の汲み上げ技術などなかったので、近隣の鍾乳洞から水を引いて利用していましたが、現在ではそこは立入禁止になってしまっているんです。同等の良質な水を追い求めた結果、地下130mの深さから地下水を汲み上げて使用するということになりました。この水は硬水のわりに海外の水のような鉄分がなく、カルシウムやミネラルが豊富に含まれています。それによって出来たお酒の口当たりがなめらかになり、キレもでてくるという特徴があるんです。

こだわり生産者_松岡醸造株式会社04

「米」は酒米という普通のお米より一回り大きいお米を使用します。普通は毎年契約農家さんから同じものを買付けするんですが、近年の温暖化の影響や気候変動によって、毎年お米の品質にばらつきがでるんです。なので私たちの場合は、日本全国、その年の最も良いお米を求めて買付けに行っています。

「麹の声を聴く」熟練の杜氏による技と最先端の技術が生む、きれいなお酒

こだわり生産者_松岡醸造株式会社05

酒造りの工程の中に「磨き」という工程があります。これは玄米の状態からお米の外側の蛋白質や脂質を削ることで、お酒になったときに雑味のないクリアな味わいを出すために欠かせない工程なんです。じゃあ、たくさん削れば良いお酒になるかというとそうでもなくて。磨きすぎることで、お米本来の「味」がなくなり、特徴のないお酒になってしまうんですよね。
いわゆる私たちが食べている白米は7~8%くらいが削られている感じです。
「社長の酒」では60%精白という形で、4割を削ってしまい使いません。日本酒の分類でいくと「吟醸」という部類に入るんですが、お米本来の「味」も活かしつつ、日本酒独特の味や香りの苦手な方でも楽しんでもらえるような、バランスの良いお酒になっています。

こだわり生産者_松岡醸造株式会社05

酒造りの際には「きれいなお酒であるか」というのも大切な要素です。製造過程での温度管理も重要で、私たちは「低温発酵」のできるタンクを使用して可能な限り雑菌やバクテリアなどが繁殖しない環境を整えています。
ただ、この「低温発酵」は難しくて。日本酒は「発酵」が品質を決めるといっても過言ではないんです。それには「麹」や「酵母」といったものが欠かせません。
日本酒のフルーティーな香りを出すのが「麹菌」なんですが、これは菌を「いじめる」ことで発生するんです。菌により多くのダメージを与えることで、良い香りを得ることができる。その為に「低温発酵」のタンクを利用することで、通常ならば菌が死んだら発酵もしないので、彼らの「エサ」となるのが、私たち自慢の「水」なんですね。
この地下水に含まれるミネラルやカルシウムといった成分が彼らを元気にしてくれるので、素晴らしい香りを得ることができるんです。

こだわり生産者_松岡醸造株式会社06

新しい蔵では機械化できるところはしながら、生産性の向上や品質の均一化をしています。しかし、全ての原材料が環境の変化に敏感な「生き物」なので、「杜氏」と呼ばれる職人による長年培われた経験が欠かせません。

日本酒造りは冬季限定。通年美味しく飲める品質管理

原材料や麹、酵母などは暑さが苦手なんです。暑いと当然雑菌やバクテリアも繁殖しやすくなる。なので、日本酒造りは10月1日から3月末くらいまでの冬にしか造れないんですよね。
だからといって冬しか飲めないんじゃダメなので、暑い時期にどうやって品質を保った保管管理をできるかっていうことにも気を遣いました。私たちでは低温保存できるコンテナを導入して、暑い時期でも一定温度で保てるような環境を整えることで、常に最良のコンディションの日本酒を味わっていただけるように考えています。

「和醸良酒」の想いで一丸となって作り続ける

こだわり生産者_松岡醸造株式会社07

昔から「和醸良酒」という言葉があって。酒造りの際に喧嘩したり、イライラした状態で造ると辛口のあまり美味しくない日本酒になってしまうんです。この言葉は「造り手」が和んだ気分で造ると、「飲み手」も和む良いお酒になる。という意味で。
やはり良いものを造ろうと皆が思っているので、ぶつかることもあるんですよね。でも、私たちはこの言葉を胸に、厳しい中にも和気あいあいと、熟練の職人から若い世代も一緒になって良いお酒を造るために一丸となって作り続けていきます。

会社を代表するお酒!関東随一の酒どころ 地元で愛され続ける県外不出の味わい

こだわり生産者_松岡醸造株式会社08

埼玉県小川町は東の灘といわれるような酒どころで。小さい町なんですけど、酒蔵が3件もあるんです。最近はテレビなどで取材いただいたりして、徐々に名前が広まってはいると思うんですが、基本的には直販や地元デパートでしか販売してないので、県外で手に入れることは難しいと思います。
「社長の酒」は会社を代表するといっても過言ではない、当社で売れ行きNo.1のお酒ですね。日本酒はお刺身などの和食にしか合わないと思っている方も多いかと思うんですが、このお酒は揚げ物なんかの油系の食事にすごく合うんです。飲み方もお好みで冷・常温・温燗など、どの飲み方をしても美味しく味わっていただけると思います。ネーミングからしても、贈答用としてきっと喜んでいただけるものと思っていますし、もっと全国の方に「みんなが笑顔になれるお酒」としてご利用いただきたければと思います。
ちなみに「部長の宝~ぶちょうほう」や“会長”とも言うべき「大吟醸 帝松」など様々な方に喜ばれる商品を取りそろえていますので、飲み比べしてみても面白いかと思います。

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今回ご紹介した企業

松岡醸造株式会社

私たちは埼玉県小川町で1851年から続く、老舗の酒蔵です。埼玉県小川町といえば「細川紙」がユネスコ無形文化遺産に登録されたほどの、自然豊かな名水の町です。初代 松岡祐エ門は酒造りに欠かせない良質な「水」と「米の集積地」とも言われるほどの好条件に惹かれ、この地で創業しました。以来166年に渡り、伝統を受け継ぎ、熟練の職人技と最良の素材にこだわり、すっきりとした飲みやすい清酒造りを行ってきました。

今回ご紹介した商品

~みんなが笑顔になれるお酒~ユネスコ無形文化遺産に登録された名水の町から贈る「社長の酒」

こだわり生産者_松岡醸造株式会社09_社長の酒

地下130メートルからくみ上げたきれいな地下水。毎年日本全国を探しまわって選ぶ、その年の最も良いお米。最高の素材と、熟練の職人が「素材の声を聴きながら」作る社長の酒は口当たりがなめらかでキレのあり、すっきりとした飲みやすい味になっています。

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