京都名物【香りを楽しむお品】お土産におすすめの5選をご紹介☆

平安時代から続く日本の「香道」。当時の貴族は、四季の移り変わりを香りに託して衣に焚きしめたそう。源氏物語や枕草子には薫物(たきもの)の描写がたくさんでてくるので、古典の授業で習った!という方も多いと思います。そんな古くから「香り」がたしなまれてきた京都は、松栄堂さんや鳩居堂さんなど、数百年続く香りを扱う香老舗店が多く存在します。アロマオイルや、消臭剤など現代に合った香りの商品も多数生み出され、お土産やギフトにぴったりのものが見つかるはずですよ!

宇治田原町商工会女性部【 宗円香ギフトセット 】

京都名物_宗円香ギフトセット

京・宇治田原茶のかおり 宗円香(そうえんこう)は、京都府南部のお茶どころ宇治田原町のお茶が練り込まれたお香。名前の由来は日本緑茶の祖 永谷宗円翁からとったそう。
上品な甘さの中に、緑茶の清々しい爽やかな香りが特徴です。お部屋だきのお香としてもおススメ!
共同開発の「松栄堂」さんといえば、京都御所の近くで300年以上続く、香づくり一筋の香老舗。香りの調整の実力は間違いなしです!松栄堂さんの本店では、「聞香(もんこう)」の体験ができたり、オリジナルの匂い袋を作れるそう。
京都御所や、京都国際マンガミュージアムからも近いので、ぜひ京都旅行の際は訪れてみてください!素敵なお土産が見つかりますよ。ただし、本店の営業時間は9時から18時までなのでご注意を!京都駅 八条口の店舗は21時まで営業されています!(2018年11月現在)

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アップルワイズ 【 自然派消臭剤 古都呼吸5本セット 】

京都名物_自然派消臭剤 古都呼吸5本セット

北山杉で作られた消臭剤「古都呼吸」の和名アロマシリーズの5本セット。和名というところが「京都らしさ」を感じられ、お土産などにおススメです。
それぞれ、らわんでる(ラベンダー)、天竺葵(ゼラニウム)、かみつれ(カモミール)、乳香(フランキンセンス)、ふと桃(ティー・トゥリー)と名付けられています。
手軽に日常生活に取り入れられるのが嬉しいですね!個々のパッケージになっているので、ご友人にそれぞれ好きな香りを選んでもらって、お土産にするのもいいですね!

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K・Kファーム 【 kyonoka 杉 】

京都名物_kyonoka 杉

1000年以上昔から、北山杉の産地として有名な京都市右京区京北の里にある精油工房「杉乃精」(K・Kファーム)さん。
純国産精油「kyonoka 杉」は、京北産の北山杉の枝葉から抽出した、華やぎのあるすっきりした柑橘系の香りが特徴です。京北の山から切り出した薪を使って、水蒸気蒸留法で抽出する昔ながらの自然な精製方法にこだわって一つひとつ手作りした精油。
沸騰させる水は、地下水を汲み上げ、焚きつける薪は間伐材や残材・流木を利用しているそう。精製後に残る杉枝の搾りかすは、土壌菌の力で腐葉土にし、畑の肥料として自然に還すなど、自然の循環を大事にしていらっしゃいます。
アロマディフューザーで利用したり、木片に垂らして香りを楽しんでみてくださいね!

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銘木工芸山匠【 携帯お香入れ 】

S京都名物_携帯お香入れ

「香り」の文化が発達した京都だからこそのお品「携帯お香入れ」。
「銘木工芸山匠」さんには京都美山にあり、職人の目が選ぶ銘木を長い年月をかけて自然乾燥し、ひとつひとつ丁寧に仕上げた逸品がそろいます。
「携帯お香入れ」は銘木のぬくもりが感じられるような、木目の美しさを生かした手づくり工芸品。銘木の中でも選りすぐりの材料から黒檀・紫檀・トチ杢など約40種も製作されています!!
中に70mmの線香と線香立て、仕切り板が入っており、どこででも使用できるのがうれしいですね。お香好きの方へのギフトにも。

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鳩居堂【 たまむし 紙袋(白) 】

京都名物_たまむし 紙袋(白)

日本では、正倉院に8世紀の「えび香」という、防虫を目的としたお香が現存しています。沈香、白檀、丁字、麝香などを組み合わせたものとわかっており、お香を入れる小袋も存在することから、「にほひ袋」は奈良時代から存在していたと考えられているそう。現代では、着物を着る際に身に着けたり、タンスの引き出しに入れ「移り香」を楽しむ時に利用されています。
こちらの「たまむし 紙袋(白)」は、移り香を楽しみつつ、防虫もできる優れもの!半年~1年虫よけの効果があるそうです。
他にも鳩居堂さんには、雛人形や五月人形用の防虫香があるので、時期によってはギフトにもとても喜ばれそうですね!もちろん、ご自分用にも!
鳩居堂さんには直営のカフェ「聞香処」があります!お茶とお菓子がセットになった聞香体験もでき、手軽に香木の魅力を体験できます。店舗は京都市役所前駅の近く。営業時間は11時~17時、定休日は水・日・祝なので、必ず事前に確認して。(2018年11月現在)


京都名物 香りを楽しむお品5選 いかがでしたか?

香りを使った遊戯「香合わせ」の中で、江戸時代に生まれ、人気が高く後世まで残った『源氏香』があります。源氏物語五十四帖の帖名が使われた解答があるため、そのような呼び名になっており、宇治にある源氏物語ミュージアムでは、詳しい遊び方の資料か見られますよ!
リラックス効果や防虫効果など、さまざまな使い方がある「香り」。忙しい日々の中で、ゆっくりと香りを楽しむ贅沢な時間を作ってみてはいかがですか?京都観光のお土産に、お取り寄せしてギフトに、自分の時間に、ぜひ京都名物の「香」を楽しんでみてください。

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