至福のひとときを過ごしませんか?「伊勢の和紅茶」で癒しのティータイム
ご紹介する「伊勢の和紅茶ギフトセット」は、農林水産大臣賞や産地賞を受賞し続ける三重県飯南・飯高地域限定の伊勢茶を使用した和紅茶です。 熟成されたマイルドな味わいは、 小さなお子様でも飲めると 幅広い年齢層に親しまれています。またセットの香料を一切足さない天然素材100%のフレーバーティーもおすすめ。優しい味わいながらも、しっかりと素材の香りが楽しめると人気を集めています。
優しい味わいが和食にもマッチ。伊勢茶で作る「和紅茶」とは?
「和紅茶」とは、国産茶葉を使用して作られた紅茶です。紅茶といえば海外で作られるイメージがありますが、2007年以降には、本場イギリスでも金賞を受賞するなど徐々に実力が認められ、近年注目が集まっています。
ご紹介する「伊勢の和紅茶ギフトセット」は、伊勢茶と呼ばれる三重県産茶葉を使用した和紅茶とフレーバーティのセットです。三重県は国内第三位のお茶の産地ですが、中でも、松阪市の旧飯南・飯高地区で栽培される茶種「やぶきた茶」限定で作られています。
旧飯南・飯高地区は優れた産地にもかかわらず、緑茶需要の低下に伴い、価格の低い二番茶は捨てられてしまうという状況が続いていました。松阪マルシェ代表の廣地さんは、「大切に育てた茶葉を無駄にしたくない!」という強い思いから、安心安全で人気が高まっている「和紅茶」にすることを決意。試作品を飲んでみると、あっさりした味わいで茶葉自体に甘みがあり、海外産に比べ癖のないマイルドな仕上がりになりました。
3年がかりで、もともとあった緑茶工場を利用し、紅茶生産に活かすことで、国産紅茶ながらも、お客様にはリーズナブルな価格でご提供することが可能になりました。現在では年間数トン単位の注文に対応し、地域の活性化に繋がっています。
栄養たっぷりの茶葉と天然の香りに癒やされる「伊勢の和紅茶」
緑茶も紅茶も同一の植物であるチャノキ(ツバキ科ツバキ属常緑樹)から作られます。お茶の葉は、摘んだ瞬間から発酵が進みますが、発酵させずに作るのが緑茶、十分に発酵させたものが紅茶です。旧飯南・飯高地域は、櫛田川流域にあり、早朝には朝霧が立ち込めるお茶栽培に適した土地。昔から深蒸し茶の里として知られ、関西茶の品評会(深蒸し煎茶の部)ではここ10年以上、農林水産大臣賞や産地賞を受賞しています。
深蒸し茶は、煎茶と比較し4倍の蒸し時間がかかるうえに、細かく砕き短時間でもお茶の成分が出るよう作られています。そうした製茶工程に耐えうる肉厚な葉と太い茎の茶葉を作るには、大変手間のかかる「芽重型」という栽培方法が必要です。通常の栽培よりも、量産は出来ませんが、1葉1葉に栄養をしっかりと送り、立派に育てた茶葉が「和紅茶」にも使われています。代表の廣地さんを含む5軒の茶農家は、2月から11月にかけ、肥料やりに消毒、葉の剪定など休むことなく茶葉の世話を行い、管理日誌に記します。
「おいしいお茶を作るには、栄養を与えないといけません。人間でも病気にならないためには栄養が必要ですから。ただ、おいしいものには虫がつきます。畑を見れば分かりますが、管理の行き届いた畑と何もしない畑では一目で違いが分かります」と代表の廣地さん。
茶葉のみならず、フレーバーに使用する素材も三重県産にこだわります。東紀州産マイヤーレモンに大台産のユズ、鈴鹿産のしょうがなど「オール三重」の天然素材を100%使用しているため、すっきりした優しい香りが特長です。栄養たっぷりの茶葉と天然の香りにこだわった「伊勢の和紅茶」は、極上のリラックスタイムに最適です。
半年以上もの熟成期間を経て、まろみを帯びる和紅茶
茶葉の熟成期間の長さも松阪マルシェのこだわりです。収穫した生葉は、そのまま茶農家の手で紅茶に加工します。一昼夜から日によっては2日間にわたり、茶葉を寝かすことで葉に含まれる水分を飛ばし、翌日から、茶葉を揉む作業に入ります。お茶の形を整えるとともに、茶葉の細胞を壊し、空気に触れさせることで酸化発酵を促すのです。フレッシュな状態から、徐々に熟成された深みのある味わい・香りへと変化した茶葉の頃合いを見て乾燥させ、茶葉の発酵を止めます。緑色だった生葉は、美しい赤銅色をまとい、「和紅茶」が完成します。
しかしながら、松阪マルシェではもうひと工夫します。完成した茶葉を6か月~1年もの間、冷蔵施設で保管し、さらに熟成させます。紅茶にまろみが出て、よりおいしくなるのだそう。7月頃に完成した和紅茶は、半年後の年明けからやっと出荷となります。
海外産の紅茶と比べ、苦みや渋味がほとんどなく、茶葉の優しい甘みがあるため、小さなお子様でも飲むことができ、幅広い年齢層に愛飲されています。また和洋食どちらにもよく合い、「おにぎり片手に飲める紅茶」として、徐々にリピーターを増やしています。
無添加・国産原料100%「和紅茶」で豊かな時間を
紅茶特有の渋味が少ない伊勢の和紅茶は、ホットでも水出しでもお飲みいただけます。ホットなら、ティーバッグ1袋に200ccの熱湯を注ぎ、約3分間蒸らして完成。熱湯で抽出することで茶葉の甘みと香りが引き立ちます。水出しなら、ティーバッグ1袋に200ccの冷水を入れ、一晩抽出します。運動後の冷たい和紅茶は、口の中がさっぱりすると喜ばれています。
また香料を一切足さないフレーバーティーは、優しい味わいながらも素材の香りがしっかりしておいしいと好評です。後を引かないすっきりした香りが疲れを癒やしてくれます。
冬場はジンジャーティー、夏場はマイヤーレモンティーが好評です。年間を通して人気の高い柚子ティーも、ぜひお忘れなく。
ご紹介した伊勢の和紅茶は、通販のほか東京の新丸ビルにある和食材のセレクトショップ「日本の御馳走えん」ほか、全国各地の飲食店や小売店で取り扱いがございます。近くにお立ち寄りの際は、ぜひお試しください。
今回ご紹介した企業
株式会社松阪マルシェ
伊勢茶の生産者が、2010年に設立した会社です。本社がある三重県松阪市旧飯南・飯高地区は、「深蒸し茶の里」と呼ばれ、長年、農林水産大臣賞や産地賞を受賞してきたお茶の産地。こだわりの「やぶきた茶」を100%使用した「和紅茶」作りを行っています。フレーバーティーをはじめ、使用する素材は「オール三重」にこだわり、「お客さまに安心安全な商品をお届けすることで、地元の活性化に繋げています。写真は、廣地代表(左)と村瀬専務(右)。
今回ご紹介した商品
伊勢の和紅茶ギフトセット〔伊勢の和紅茶×2、柚子×1、マイヤーレモン×1、ジンジャー×1〕
農林水産大臣賞や産地賞を受賞し続ける三重県飯南・飯高地域限定の伊勢茶を使用した和紅茶です。 熟成されたマイルドな味わいは、幅広い年齢層に親しまれ、小さなお子様でも飲めるほど。またセットの香料を一切足さない天然素材100%のフレーバーティーもおすすめ。優しい味わいながらも、しっかりと素材の香りが楽しめると人気を集めています。
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