しろふくろう 株式会社 (北海道)
北海道の特産品で作るもつ鍋とザンギのセット「しろふくろう詰合せギフト」でグルメ旅気分―北海道・しろふくろう
北海道・旭川で親しまれている居酒屋「しろふくろう」。その看板メニューのもつ鍋とザンギを詰め合わせた「しろふくろう詰合せギフト」には、北海道産牛小腸、旭川醤油、旭川ラーメン、中札内田舎どりなど、北海道の特産品が贅沢に詰め込まれています。北海道尽くしのもつ鍋とザンギを囲んでグルメ旅気分を。
人気メニューはもつ鍋とザンギ、旭川で15年続く居酒屋
北海道・旭川市で2008年に創業した居酒屋「しろふくろう」。当時、北海道では珍しかったもつ鍋と、ザンギをウリにしたことで市内で有名となり、現在も多くのリピーターが訪れる人気店です。
「ほかにはない料理を提供したいという思いから、もつ鍋を選びました。北海道は牛の生産量が日本一。北海道の環境が適しているのか、内臓の臭いが出にくいという特徴も感じていました。実際に、もつ鍋の本場・九州のおいしいもつ鍋屋さんも、北海道産のもつを使っているところも多いですし、これならおいしいもつ鍋を作れると思いました」と代表の青木さん。鍋料理は冬のイメージが強いことから、北海道のご当地グルメのひとつ、ザンギとともに2大看板メニューとして打ち出していくことにしたそう。
順調に店舗運営をしていた2020年、新型コロナウイルスの感染拡大により営業が制限されるように。「お客様に来ていただけないのなら製品を開発して自分から売りに行こう。それが商品化のきっかけで、2020年5月に製品化をスタートしました。レシピはありましたが、食品として販売するのは初めて。“当たって砕けろ”の気持ちでしたね」と当時を振り返ります。
それでも現在は、自社の公式サイトのほか、さまざまなお取り寄せグルメのサイトなどで取り扱われ始め、居酒屋「しろふくろう」で培ってきた味の底力を証明しています。
博多のもつ鍋とはひと味違う、北海道尽くしの味を追求
もつ鍋の本場・九州をはじめ全国からオーダーが入る「しろふくろう詰合せギフト」。その特徴は、北海道の特産品をふんだんに使用していること。
「ごく当たり前のものとして地元の食材を使っていましたが、ネット販売を意識したときに特色づくりが大切だと痛感しました。質の高さには自信があったので、今まで前に出していなかった“北海道産”という点で差別化を図ろうと考えました」
もつは北海道産の牛小腸100%、スープに使用している旭川醤油は1944年創業の旭川で最古の醤油醸造所で、農林水産大臣賞を受賞している「日本醤油工業」のもの。味は、キレのある辛口で、締めのラーメンによく合います。
子どもやもつが苦手な人のために加えている鶏つくねには、北海道産の鶏肉と国産豚肉を使用し、締めの麺は「旭川製麺」のものをチョイス。おいしい水を求めて旭川から隣町の東川町に引っ越しをした製麺所で、大雪山からの雪解け水の伏流水で仕込む麺は、香りと歯ごたえが格別です。
もつ鍋に合うおすすめの野菜を聞いてみると「本州と違って北海道はこの料理はこの形というルールがないんです。『おいしかったら何でもOK』という感覚ですね。キャベツとニラが基本になりますが、出汁が出るので舞茸を入れてもおいしいですよ」と青木さん。
「中札内田舎どり」の北国の贅沢ザンギとヤンニョム万能ソース
北海道のソウルフードでもあるザンギに使用するのは、十勝の銘柄鶏・中札内田舎どりのもも肉。飼料に地養素(木酢液、ヨモギ粉末、海藻粉末などをミックスした特殊な飼料)を混ぜているのが特徴です。一般に流通しているブロイラーは皮下脂肪が多く、鶏肉臭さがあり、鮮度劣化が課題と言われているそうで、それらを改善するために考えられた飼料だそうです。
また、出荷前には7日間の休薬期間が義務付けられていますが、中札内田舎どりは29日と3倍以上長いため、安全性が高い食材と言えます。現在は、新規では取り引きできないほど、希少かつ人気の銘柄鶏として知られています。
「旭川醤油をベースにしたタレは、私の祖母に教えてもらった味に、少しだけ改良を加えてアレンジしました。北海道では各家庭にザンギの味があって、受け継いでいくものなんですよね。衣の片栗粉を薄くまぶすのがポイントです。揚げたてが一番ですが、冷めてしまったら、ヤンニョム万能ソースと合わせていただくと、また違ったおいしさを楽しめると思います」
セットのヤンニョム万能ソースは「しろふくろう」のオリジナル。韓国から輸入されたものはシナモン入りが多いが、日本風にアレンジしてシナモンは使用していないそう。ザンギのほか、市販のキムチに入れると手作りキムチのようになり、そのキムチで豚キムチを作ると店の味になるとか。スープのベースや野菜炒め、冷奴のトッピングにもおすすめです。
自宅にいながら北海道を訪れたようなグルメ旅体験を提案したい
とことん北海道産にこだわった結果、完成した「しろふくろう詰合せギフト」。例えば、締めの麺が、定番のちゃんぽん麺ではないのは北海道らしさを優先したから。
「ちゃんぽん麺ももちろん考えました。けれど、北海道ではほとんど流通していませんし、こちらではラーメンが主流です。うちのもつ鍋のスープはラーメンに合う。最終的に、馴染みのあるラーメンで行こうと決めたんです」
コンセプトはグルメ旅気分が味わえるセット。開発時はコロナ禍ということもあり、すべて北海道産で揃えて、“行った気分になれる”ご当地の味が詰め込まれています。博多のもつ鍋を食べたことのある人にとっても、“北海道のもつ鍋”のおいしさは新鮮に感じられるはず。また、北国の贅沢ザンギは1袋400g入りで、大ぶりにカットされたもも肉が7〜8個入っているので、ホームパーティなど人が集まる機会に本格的なザンギを振る舞うのもよいのでは。
「最後の最後まで北海道にこだわり抜きました。それは、お客様に『買ってよかった』『おいしかった』と満足していただきたいからに他なりません。私の原点にはお客様と直接コミュニケーションが取れる居酒屋があり、お客様に喜ばれないなら意味がないと思っていますので」
しかも、地元の旭川市への恩返しとSDGsを目的に、2023年から売上の一部を旭山動物園に寄付されているそうです。
今回ご紹介した企業
しろふくろう 株式会社 (北海道旭川市)
2008年に北海道旭川市に創業した「しろふくろう」は、旭川醤油、塩、赤味噌など5種類のスープから選べる定番のほか、炙りもつ鍋、ちょい辛もつ鍋などバラエティ豊かなもつ鍋とザンギをメインにした居酒屋です。その看板料理を再現したもつ鍋とザンギのセットをご賞味ください。
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