福島県12市町村移住支援金は「東京圏から」だけではなく「全国から」の移住者も対象!

福島県では、福島12市町村へ移住する方に向けて、単身者は120万円、家族での移住なら200万円が受け取れる「福島県12市町村移住支援金(以下、12市町村移住支援金)」を用意しています。移住支援金制度を設けている自治体は東京圏からの移住者を対象にしているケースが多い一方、12市町村移住支援金は福島県内を除く全国からの移住者が対象になります。 ※支給に関しては移住のほか、就業に関する要件や住居の確保などに関するいくつかの要件があります。 どうして対象者が広いの? 移住支援金制度は、平たく言うと移住を応援する制度です。福島12市町村とそれ以外の多くの自治体では、「移住を応援する目的」が異なります。 東京圏からの移住者が対象となる支援制度の場合、移住支援金は「東京一極集中の是正」や「地方経済の衰退防止」を目的とした国の補助金を活用しています。一方、12市町村移住支援金制度は、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故によって大きな被害を受け、一度人口がゼロになったエリアもある地域へ移住した方を応援する制度です。福島12市町村では、まだ多くの職種で担い手が不足しており、復興やにぎわいを推し進めてくれる移住者の力が求められています。 そのため、12市町村移住支援金制度には「東京圏からの移住だけ」という縛りはなく、福島県外からの移住も含めた、より多くの移住者をサポートする制度になっています。 ※福島県出身者でも、移住直前に3年以上県外に住民票を移していて、かつ、東日本大震災当日(2011年3月11日)に福島12市町村に居住していなかった方であれば申請が可能です。なお、これらの他にも交付に際してはいくつかの要件があります。 2022年に夫婦で移住し、南相馬市でRestaurant MADY(マデイ)をオープンさせた吉川未来さんは、もともと住んでいた埼玉県川越市ではなく移住先の南相馬市で夢をかなえた理由について、このように話しています。 「都会は家賃も高いし、ライバルも多いです。一方で、地方は開業のリスクが低いし、チャンスがあると思います。南相馬には、家族や女性同士でゆっくりできるようなお店が少なかったので、ニーズがあると思ったことも決め手のひとつでした」 「復興を推し進められる人材って、お店を開いたり、起業をしたりする人のこと?」と思う人もいるかもしれませ
情報元サイト:「Nativ.media」
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