岡山大学・米国務省「重要言語奨学金(CLS)プログラム」 開講式を挙行

本学は、米国務省により選抜された全米トップクラスの大学生・大学院生が他国の言語と文化を集中的に学ぶ「米国務省重要言語奨学金(CLS)プログラム」の日本唯一の派遣先として2019年度から採択されています。今年は、6月14日から8月8日までの約8週間、全米から選抜された25人の大学生・大学院生を受け入れます。
6月14日に実施した開講式では、菅誠治教学担当理事による開会のあいさつの後、那須保友学長が、自身の留学経験に触れながら、「留学でのすべての経験は貴重であり、現在の自分に大きな影響を与えています。岡山でのさまざまな経験を楽しみながら、将来に役立ててほしい」と式辞。
本学関係者及びCLS学生一人一人が自己紹介を行った後、CLS学生を代表して、Lyla Maya Normandさんが、「CLS学生はそれぞれ異なるバックグラウンドを持っていますが、これから皆が同じ環境で、日本語の上達を共通の目標としてチャレンジします。真剣に努力すれば、何事でも成し遂げられます。一緒に頑張りましょう」とあいさつしました。
続いて、CLSプログラムの先輩として、2023年修了生で2024年秋からジョンズ・ホプキンズ大学大学院に進学予定のAngel Bryantさんと2021年修了生で現在東京大学大学院に国費留学生として留学中のEmmy O’Brienさんからビデオメッセージが送られました。
最後に、CLSエグゼクティブディレクターの横井篤文副学長が閉会のあいさつをし、開講式を終えました。
本プログラムでは、日本語の授業のほか、本学学生がCLS学生のランゲージパートナーとして交流する機会を設けています。また、プログラム期間中は本学の国際学生シェアハウスで、日本人ルームメイトと一緒に生活します。さらに、課外活動として、本学が推進するSDGs(持続可能な開発目標)をテーマに、京山公民館における地域のコミュニティの育成、豊島の産業廃棄物問題、矢掛町の官民協働による歴史ある町づくりについて学び、地域の人々へのインタビュー等を通して持続可能な社会について考え、発表を行います。
●CLSプログラム
国家安全保障や経済発展の観点から重要な役割を果たす、ロシア語、中国語、日本語など世界15言語の人材養成を目的に、米国務省が実施しています。国内では2010年に受け入れがスタートし、同プログラ
情報元サイト:「国立大学法人岡山大学」
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