GRN 株式会社 （富山県）
北陸唯一のウイスキー蒸留所が造る “富山ならではの味” 「富山スモーキーハイボール」
ピーテッド麦芽のみで仕込まれたウイスキーのスモーキーな香りと、ドライな飲み口が特徴の、今までにない本格的なハイボールです。糖質0・香料0・着色料0を実現し、ウイスキーとソーダだけで造り上げました。北陸でただ一つのウイスキー蒸留所が手がけるこだわりの味わいを、ぜひお楽しみください。
北陸・富山の自然の恵みを活かした、 “ここにしかない味” をより多くの方々へ
3,000m級の山々が連なる立山連峰や富山湾、急流河川の数々など豊かな自然に囲まれ、本州の中でも最も “ありのままの自然” が残されている場所とされる、富山県。天然のダムとなった山々からは1年を通じて美しい水が生み出され、こうした環境に育まれた特色ある食材の宝庫となっています。
そんな富山県のすばらしい水資源や食材の魅力を発信すべく、地域に根ざしたブランド・事業づくりを行っている企業が、GRNです。
「GRNの事業開発部では、北陸、富山県の食材や地元産業を結びつけ、その魅力の発信に取り組んできました」と話すのは、GRNの臼井さんです。
「取り組みの一つが、富山の地ウイスキーとそれを愉しむ時間をより多くの方にお届けすることを目指した、“HARRY CRANES” という地域ブランドの創出です。現在は地元のメーカー様と共に、ウイスキー関連加工食品の開発に力を注いでいます」
この富山の地ウイスキーとは、富山県 砺波市に150年以上の歴史を持つ老舗 若鶴酒造が、北陸唯一のウイスキー蒸留所である「三郎丸蒸溜所」で造り上げる “ここにしかない味” なのだとか。
「1953年第二次世界大戦で米不足となり、お酒に回すお米も無い中、麦を使って蒸留酒を造れないかと研究開発を行いウイスキー造りが始まりました。以来地域に根ざしたウイスキー造りを脈々と受け継ぎ、今年で70周年を迎えます」
“富山ならでは・酒蔵ならでは” のこだわりのウイスキー
三郎丸蒸留所の手がけるウイスキーには、各所に “富山ならでは” のポイントが散りばめられています。
「仕込みには花崗岩に磨かれた庄川の地下水を用い、昨年から富山県産の麦芽も使用し始め富山県ならではのウイスキー造りを目指しています。さらに現在樽の鏡板を富山県のミズナラを使って地元の木彫り職人さんに作っていただいています。将来的には樽自体も地元産ミズナラを使って作れる様に計画をしています。また富山らしさの一つとして、富山の気温や湿度といった気候が熟成環境としてウイスキーの味に反映されています」
そんな地元への愛の詰まったウイスキーは、ヘビリーピーテッドのモルトだけを使って仕込むことで、スモーキーな香りと味わいになっているのが特徴の一つ。また、エール酵母とウイスキー酵母を混ぜ合わせて発酵する際に、フルーティな香りを引き出せるのは酒蔵ならではの技なのだといいます。
春から夏の終わりの時期だけ蒸留するため年間の生産量は限られるものの、少量生産で手間ひまかけて造るからこそ実現できる味があるのだとか。「三郎丸蒸留所では、ブレンダーが何百とある樽を一つひとつ管理しています。熟成度合いを見極め、一番美味しいタイミングでお出ししているこだわりの味です」
2017年から三郎丸蒸留所が改修され続け、ブレンダーが開発した蒸留器、高岡銅器を用いたZEMONを使い、新たなウイスキー造りがスタート。また富山のウイスキーをより多くの方々に知っていただくための、さまざまな取り組みが進められています。
糖質0・香料0・着色料0、ウイスキーと炭酸だけで造った本格ハイボール
今回ご紹介する「富山スモーキーハイボール」は、三郎丸蒸留所がハイボール用に特別にブレンドしたウイスキーを使って造られた、今までにない本格的なハイボールです。
「ハイボールはウイスキーの飲み方の中でも日本では特にメジャーなものですが、バーで飲めるような本当の美味しさを缶で手軽に味わえるものは多くありません。愛好家の皆さんにもご満足いただける本格的な味わいで、ウイスキーやハイボールの本当の魅力を伝えたいと、1年ほどかけて開発を進めてきました」
本物の味にこだわったハイボールに使われるのは、ウイスキーと炭酸のみ。糖質・香料・着色料は一切含まれません。
「すっきりとしたドライな飲み口が魅力のひとつ。また着色を施していないため色が薄いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、タイミングを見極めて熟成されたウイスキーのスモーキーさや甘みをしっかりと感じていただけます」
吟味を重ねて2019年3月に誕生。その後 “より親しみやすいものに” と、さらに飲みやすい味わいに変更し、アルコール度数を9%から8%へ。また価格もより手頃に設定し直し、2020年12月に再登場しました。
ハイボールが好きな方にも、まだ飲んだことがない方にも楽しんでほしい
発売後は全国各地から注文が殺到し、その人気の高さから2020年中一時は欠品に。その間には多くのお客様から、再販を待ち望む声が寄せられたのだといいます。
「リピーターになってくださる方も多く、ここにしかない味わいに納得して “もう一度飲みたい” と思っていただけることを非常に嬉しく思っています。ハイボールがお好きな方にも、飲んだことがない方にもお楽しみいただきたいのはもちろんのこと……いつか三郎丸蒸留所に足を運んで富山 砺波の空気を感じていただく、そのきっかけとなれば幸いです」
ハイボールが美味しくなる季節に向けて。ほっと落ち着く1日の終わりの1杯として、また大切な方へのプレゼントとして、選んでみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介した企業
GRN 株式会社 （富山県高岡市）
平成27年、北陸コカ・コーラボトリング株式会社からの新設分割により設立。日本酒・ウイスキーの販売からワインの輸入販売・輸出、空調関係の施工事業までさまざまな事業を手がけてまいりました。
事業開発部では、グループ会社・若鶴酒造株式会社 三郎丸蒸留所が手がける地ウイスキーをより多くの方にお楽しみいただくために、北陸産食材に地ウイスキーのエッセンスを加えた商品開発を実施。地元のメーカー様と共に、北陸・富山ならではの味の魅力発信に取り組んでおります。
産直お取り寄せニッポンセレクトへ移動します
この記事へのコメントはありません。