目的地を3つの単語で探し出す。「what3words」のナビ活用が面白い

位置情報を伝える最もシンプルな方法、という触れ込みの「what3words」が面白い。クルマのドライバーにも役立つ位置情報アプリなのだ。 「what3words(ワットスリーワーズ)」のユニークな点は、3つの単語で、正確な位置情報伝達が行える利便性にある。  SUBARUは、このアプリの実用性に注目している企業のひとつ。2022年12月に発売した新型「クロストレック」(旧日本名「XV」)と、2023年4月の新型「インプレッサ」に搭載した。 車載モニターではテキスト入力で目的地をナビゲーションシステムに入れることもできる(写真=筆者)  どんなふうに使うかというと、スバル車のドライバーの場合、モニターでナビゲーション画面を呼び出し、プリインストールされている「what3words」のアプリを選択する。 クロストレックと新型インプレッサではインフォテイメントシステム(一部グレードではオプション)に「what3words」がプリインストールされている(写真=筆者)  私が試したときは、目的地を3つの単語で入力。キーパッドをタッチしてもいいが、音声入力で「あせる。ふいて。けいかく」と言ってみた。そこが袖ケ浦フォレストレースウェイのピット裏である。  どういうこと?と思う読者も多いだろう。 「what3words」は、地球の表面を3m四方のマス目で区切っていて、それぞれのマス目に上記のような3つの単語を当てはめている。  事前に、手元のスマート端末に入れた「what3words」のアプリで、目的地に割り当てられた3つの単語を検索しておけば、ドライブに出発するとき、ほぼ一瞬で目的地が登録できる。 地球の表面が3m四方のグリッドで分割されていて、それぞれのマス目に3つの単語が割り当てられている(平面のみ) スマート端末のアプリを使えば、自分のいる場所が3つの単語で表示される(写真=筆者)  もうひとつ、ドライバーにとってこのアプリがおおいに役立つのは、広い駐車場で位置が特定できたり、たどり着きたい場所が正確にナビゲーションに入れられること。  例えば「東京ディズニーランド」の駐車場で待ち合わせをするとき、自車の位置を検索して「にこんだ。おもった。とおい」と出たとする。その3つの単語を、待ち合わせ相手に知らせればいい。 ちなみにその隣の区画に割り当てられた単語は
情報元サイト:「DIGITALIST」
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