改めて注目されるCMS 非対面の接点増などがビジネスを後押し

米Sitecore
SaaSへのシフトに強く焦点
アドビと並んで市場で高い存在感を示す米Sitecore(サイトコア)のCMS「Sitecore XM Cloud」(XM Cloud)。アジア太平洋および日本地域の事業責任者を務めるジョエイ・リム氏は「『XM Cloud』は、コンテンツエクスペリエンス管理、パーソナライゼーション、アナリティクスを包括的に提供できる唯一のSaaS型エンタープライズデジタル・エクスペリエンス・プラットフォームだ」と製品の特徴を解説する。
米Sitecore ジョエイ・リム氏
リム氏は、XM Cloudについて「マーケティング担当者が全てを管理できるため、企業としてのメッセージが意図した通りに伝わる。パーソナライゼーションを有効にすることで、カスタマーエクスペリエンス(CX)をカスタマイズして大幅に向上させることができる」とし、「組み込みのアナリティクスにより、マーケティングチームはエンドユーザーの体験をさらに向上させるためのフィードバックを即座に得ることができる。エンドユーザーの体験が迅速な応答時間で高度に最適化できるため、最終的にSEOランキングと顧客の閲覧体験が向上する」と付け加える。
さらに「CMSとして20年以上の成長を遂げてきた当社は、CMSとしての伝統と、この分野におけるリーダーとしての実績がある」と強調。「SaaSベースのコンポーザブルソリューションの提供における市場初のリーダーとして、当社は、完璧なエクスペリエンスを保証するために、適切なコンテンツを配信するように設計された常時オン、常時アップデートのソフトウェアソリューションをユーザーが確実に利用できるようにするための知識を持っている」と話す。
同社は、売り上げなどの財務情報や顧客数は公表していないものの、事業の拡大に向けてパートナーとの連携に意欲的だ。リム氏は「当社は常にパートナーとの協業に前向きであり、当社と緊密な協力関係を築きたいと考えている企業との関係を楽しんでいる。特に、コンポーザブルなSaaSベースのサービスという当社のビジョンを受け入れ、市場の先進的なブランドに対して俊敏性などを提供するパートナーとの提携を熱望している」との考えを示す。
同社は、SaaS型の製品提供に力を入れており、今後も現在の方向性を継続する方針。リム氏は「CXへの要
情報元サイト:「週刊BCN+」
[ オリジナルサイトで見る ]

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。