株式会社 あきた六次会 (秋田県)

「火内鶏 簡単鶏すきセット」で、秋田の食の魅力を全国に届けたい―秋田県・あきた六次会

日本三大美味鶏で知られる秋田県の比内地鶏、その質を独自の方法で高めて生み出したオリジナルブランド鶏「火内鶏」を、鶏すきで味わっていただけるセットです。火内鶏のスライスと、火内鶏100%の鶏だんご、地元の蔵元さんとともに開発した万能たれ「あきた鶏すきタレ 鶏うまし」をお届けします。火内鶏のギュッと凝縮された旨みをご堪能ください。

秋田・大館の豊富な資源を活かした魅力づくりに挑戦する「あきた六次会」

白神山地に属する霊峰 田代岳をはじめとした山々や、そこから流れ出る清流を集めた美しい川、湖など豊かな自然に囲まれた地、秋田県大館市。地元の天然資源を活かした製材業や国指定伝統工芸品である「曲げわっぱ」などの木製工芸から、お米や野菜の生産、養鶏・畜産など、多種多様な産業が発展している地域です。

そんな大館の地で、1次産業(農林漁業)・2次産業(製造業)・3次産業(小売業など)を一体的に推進することで新たな価値を生み出す「6次産業化」に取り組もうと立ち上げられた企業が、「あきた六次会」です。

その出発点は、人口減少や若者の県外流出が著しい秋田県、そして大館の現状に危機感を抱く青年会議所のメンバーらによる、地域活性化を考える勉強会「六次会」だったそう。

大館を活性化していくためには、この地域に雇用と “魅力” を作り出さなければならない。そんな思いから、地元の建設会社や鉄鋼会社、曲げわっぱ製造業者、農畜産業者などの共同出資によってあきた六次会が誕生し、「秋田の誇る美味しい食材にひと工夫、ふた工夫して魅力ある商品をお客様にお届けしていこう」という新たな挑戦がスタートしました。

秋田の銘柄鶏「比内地鶏」の可能性を広げる

あきた六次会の取り組み 第一弾のテーマとなったのは、年々養鶏を手がける農家さんが減少しているという秋田県の銘柄鶏「比内地鶏」です。

ミッションは、さまざまなシーンに溶け込む新たな食べ方を提案し、より気軽に楽しめる食材として比内地鶏の可能性を広げること。そして養鶏農家さんが「皆さんがこうして食べてくれるなら、頑張って育てよう」と思えるよう、成果を農家さんたちに還元していくこと。そのための一手として着目したのが、比内地鶏の “オス” の存在だったといいます。

以前は市場に出回る比内地鶏は実はすべてメスで、筋肉質で身が固く臭いも出やすいオスは雛の時点で選別され、繁殖のために育てられるほかは処分されてしまうのだとか。このもったいなさに目を向けたあきた六次会は、せっかく生まれたオスもしっかりと育て、美味しく食べる方法を模索し始めました。

役員の一人であり、“比内地鶏の名人” と呼ばれる養鶏農家さんと協議を重ねながらの研究開発は、およそ5年間にわたって続けられたそう。その結果として、同じく別の役員が営む砕石場から発生する、建材としては売り物にはならない廃土石の「凝灰岩」の粉末を活用した、臭いが出づらく鶏の健康を保ちやすい飼育環境、お米や特殊乳酸菌を加えた独自開発の餌とその与え方、一般的な比内地鶏よりも少し長く設定した飼育期間など、より美味しく味わい深い安心・安全な地鶏を育てるための条件を見出すことに成功したのです。

旨みとたんぱく質を豊富に含む、こだわりの「火内鶏」

長きにわたる研究開発を経て大切に育てあげた比内地鶏を、あきた六次会は「比内」の語源であるアイヌ語「ぴるない(=良き沢 の意)」にちなんで「火内鶏(ぴるないどり)」と名づけました。

その名の通り、雄大な米代川の流域で、豊かな大地や美しい水の恵みを受けて育てられた火内鶏は、旨みを司る「遊離グルタミン酸」やたんぱく質が豊富に含まれるのが特徴で、その傾向はオスのお肉では特に顕著なのだといいます。

また餌としてお米や乳酸菌を与えるタイミング、量などを細かく調整した結果、しっかりと旨みが感じられるものの しつこさはないバランスの良い脂ののり方と、臭みのなさが実現。さらにしっかりと時間をかけて育て上げられた火内鶏のお肉は、旨みがギュッと凝縮され、噛み締めるほどに味わいが出てくるのも魅力となっています。

今回は、そんなこだわりの詰まった火内鶏の旨みをご自宅で存分に楽しめる、「火内鶏 簡単鶏すきセット」をご紹介します。

“火内鶏だからこそ”の旨みを堪能できる「火内鶏 簡単鶏すきセット」

たくさんの時間と手間ひまをかけて育てられ、それでも体が大きくは成長しない分、比内地鶏はどうしても高価になってしまうそう。ステーキで豪快に…という楽しみ方のハードルが高くなってしまうことをふまえ、まずはどなたでも気軽にそのお肉を召し上がって満足していただけるようにと考えられたのが、「火内鶏 簡単鶏すきセット」です。

すき焼き用にスライスした火内鶏と、火内鶏100%の鶏だんご、そして地元で愛され続ける お隣の鹿角市の蔵元・浅利佐助商店さんとともに研究開発した、地鶏にぴったりの万能たれ「あきた鶏すきタレ 鶏うまし」を詰め合わせたセットになっており、簡単に鶏すきをお作りいただけます。

美味しいたれにお肉の味が負けないのは、旨み成分の豊富な火内鶏だからこそ。またオスのお肉を使っているため、脂の量が抑えられてあっさりとした味わいを楽しめるのも魅力です。

ぜひ一度、あきた六次会こだわりの火内鶏ならではの美味しさを、ご自宅で堪能してみてください。そしてその魅力を感じていただけたら、メスのお肉を使った焼き鳥や、オスのお肉を使ったハム・ウインナーなどとの食べ比べも楽しまれてみてはいかがでしょうか。

今回ご紹介した企業
株式会社 あきた六次会 (秋田県大館市)

秋田県において農林漁業の6次産業化を発展させるべく、大館市で立ち上げられた会社です。地元の美味しい食材を活かして魅力的な商品をお届けすることを目標に掲げ、現在は当社オリジナルブランド鶏「火内鶏」製品などを取り扱っています。秋田ならではの美味しさを、お気軽にお楽しみください。

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