株式会社 まんでがん (香川県)

気軽に食事に食物繊維をプラス―讃岐もち麦ダイシモチ

香川県にある善通寺市の第3セクター・株式会社 まんでがんの「讃岐もち麦 ダイシモチ」は、気軽に食事に食物繊維をプラスできるもち麦です。地元で生まれ今やもち麦の代表的な品種となった「ダイシモチ」を食べやすく加工。ぷちぷちした食感を楽しみながら、麦ごはんをはじめいろいろな料理に取り入れることができます。

香川県善通寺市発・ダイシモチを全国へ

「ダイシモチ」は、香川県善通寺市で誕生したもち麦の品種です。紫色の粒が特徴で、食物繊維と「β-グルカン」の含有量の高さを誇ります。「国産イコール色付き」というイメージがあるほど、国産の代表的な品種として知られています。

香川県では、かなり古くからもち麦が栽培されていました。そんな香川県は善通寺市にある四国農業試験場(現農研機構近畿中国四国農業研究センター)で、ダイシモチは1997年に品種改良によって生まれました。善通寺市は弘法大師空海の御誕生地。弘法大師の「大師」をとって名づけられました。

しかし実は長らく認知が進まず、20年以上の歴史の中で初めの10年は種の保存レベルのごくわずかな栽培量でした。そこで市も魅力を知ってもらうべくPRに乗り出します。そこで市のバックアップのもと販路拡大に努めました。

当初は粉末などの加工の商品でしたが、ご飯と炊き込む形に路線を変更。炊飯器を持ってスーパーを回り、地道な営業活動を続けました。その結果、徐々に県内で認知度が広がります。

そしてスーパーで試食販売していたとき、こんな女性の声を聞きます。自分は麦ごはんを食べたいが、主人は白米が食べたい。しかし炊飯を2回に分けるのが手間で、食べたくてもなかなか食べられない。

それがきっかけで、ご飯に混ぜ合わせるだけで麦ごはんが楽しめる「ゆで麦」が誕生しました。

「美と健康」のために生活に取り入れてほしい

この「ゆで麦」は、生活に取り入れやすい工夫がされています。白米だけ炊いておけば、混ぜるだけで簡単に麦ごはんが作れます。麦の量も自分の好みに調節もしやすく、手間をかけずに白米を食べたい人・麦ごはんを食べたい人どちらも自分の食べたい方が食べられます。

ご飯に混ぜるのはもちろん、スープに入れたりサラダ風にしたりオートミール風にしたりと、いろいろな食べ方ができます。さらに最近大豆ミートなど代替肉が広がりつつありますが、ゆで麦もひき肉のイメージで使うことができます。餃子やチャーハンに入れても美味しくいただけます。

まんでがんの「讃岐もち麦ダイシモチ」は、色の特徴を残しつつ皮を取り除いています。玄米や白米など精米の度合いで風味が変わるお米と同じく、もち麦も精麦の加工度で味や食感が変わります。皮を残したままだと、固さが出てしまったり吸水率が悪くなったりします。そこで試作を重ね、一番ぷちぷちした食感が残る精麦度を決めました。そのため食感のアクセントにもなり、クセになるというお客さんからの声も多くあります。

手軽に食べられて時短になるほかアレンジもきくので、無理なく続けることができます。実際、自社サイトに限れば6割がリピーターとなっています。とくに40~70代ぐらいの女性ファンが多くいます。

リピーターを生む高い品質と手軽さ

リピーターが増えているのには理由があります。高い品質が認められているからこそです。

食物繊維やβ-グルカンが多く含まれるまんでがんの「讃岐もち麦ダイシモチ」は、ダイシモチの品種として初めて機能性表示食品に認定。いつもの白ご飯に混ぜるだけで身体によい成分を手軽に取ることができ、毎日続けやすい」と喜ばれています。

また、原料の「讃岐もち麦ダイシモチ」は香川県善通寺市産に限定して使用。契約栽培で取引している市内の生産者の方々のものしか使用していません。生産の技術が低い方や、単にブームで儲かるから作りたいと言う方はお断りしています。その結果、生産者の方の技術も上がっています。

麦には品質によりランク付けがありますが、2019年から3年間一番高い1等級Aランクを取り続けています。

加工については、善通寺市にある西日本有数の精麦工場で加工しています。大規模で徹底した品質管理を行っている工場なので、異物混入の可能性も低く安心度についてもかなり自信を持っています。

このように栽培から加工まで高い技術によって作られており、品質や安全性などあらゆる面で信頼できる商品となりました。

讃岐もち麦ダイシモチは「機能性表示食品」です

国産もち麦の代表的品種になるまでに至ったダイシモチ。しかもまんでがんの「讃岐もち麦ダイシモチ」は、国産品の中でも誕生の地にあって栽培・加工・販売まですべて市内で完結した文字通りの「メイドイン善通寺市」製品です。

さらに原料には1等級Aランクのもち麦を使用し、食感を残すため今の加工度に落ち着くまでも度重なる試作を行ってきました。栽培も加工も、経験や試行錯誤に裏付けられています。シンプルな商品だけに1つひとつの工程にこだわりました。その結果が、もち麦唯一の機能性表示食品の認定となっています。

まんでがんのもち麦の中でも、ゆで麦はここ3~4年で火が付いた比較的新しい商品です。試食販売が開発のポイントとなって完成できました。生の声を聞くことで、求められているものを作ることができました。

ブームで一気に広がったのは事実ですが、真面目な商品作りを続けていたからこそブームが来たときに評価されました。リピーターの多さが、品質や使いやすさへの満足度を示していると言えるでしょう。

商品のご紹介

今回ご紹介した企業
株式会社 まんでがん (香川県 善通寺市

地元善通寺市で生まれたダイシモチを全国に知ってもらうべく、市のバックアップのもと1999年設立。弘法大師空海の御誕生地であり明治時代の歴史的な建造物も多く残る善通寺市のさらなる活性化のため、市民の憩いの場「おしゃべり広場」の提供や、月に1度の「miniマルシェ」の開催などを行っています。

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