農業生産法人 株式会社 アイオイ （山形県）
こだわりの環境、飼料米、水で育てた銘柄鶏でつくる「最上どりおつまみ3兄弟」_山形県・農業生産法人 株式会社アイオイ
東北のお米を食べて育つ、山形県最上地域の銘柄鶏「やまがた最上どり」を原材料とした、「無添加カルパス」「スライスカルパス」「プレミアムジャーキー」がセットになった「最上どりおつまみ3兄弟」です。鶏の飼育から加工まで、安心・安全にこだわって仕上げた、家族全員で楽しめる商品をぜひご堪能ください。
最上地域を代表する畜産物を目指す
山形県を拠点に運営をしている、農業生産法人 株式会社アイオイは、一日7,000羽、年間170万羽の肉用鶏を出荷しています。現代表の五十嵐忠一氏が、1979年に夫婦でブロイラー経営を始め、2006年に法人登記をしました。
肉用鶏の生産から加工、販売まで循環型農業を手掛ける同社では、6次産業化に力を入れており、農場HACCP認証とJGAP認証も取得するなど、飼養衛生管理も徹底しています。同社の門脇友美さんは会社のコンセプトについて次のように話します。
「社名の『アイオイ（相生）』という言葉には、『共に育つ』という意味が込められています。関連企業を含め、多くの方にお力添えをいただきながら持続可能な経営を目指しており、SDGsの9項目の取り組みにも力を入れています」
これまでは、とりわけ地域を代表する農畜産物がなかった最上地域で、地域経済に対する貢献や地域活性化をすべく、「最上地域＝やまがた最上どり」として認知が広がるように努めているのです。
東北のお米を食べて育つこだわりの鶏
同社が育てる「やまがた最上どり」は、他の肉用鶏の飼育方法と異なる点があります。
「通常、鶏の餌は輸入トウモロコシを与えるのが一般的です。しかし、弊社ではお客様に安心して商品を召し上がっていただくために、鶏に与える餌にもこだわりを持っており、同じ東北地域で生産された山形県産と宮城県産の飼料米を50%以上与えています」
門脇さんは「飼料米といっても、私たち人間が食べている白米とほとんど変わらない」と話します。そのほか、最上地域を流れる清流鮭川の美しい水を与えています。
「鶏が口にするもの全てにこだわることで、お客様に安心と安全をご提供することを第一に考えています。実際に精肉を食べ比べると感じていただけると思いますが、非常に身の締まりが良くなっています」
生産から加工、販売までのこだわりの取り組みや、農場HACCP認証、JGAP認証、6次産業化の取り組みなどが評価され、令和4年度の全国優良畜産経営管理技術発表会では最優秀賞を受賞しました。
やまがた最上どりを手軽に味わえる「おつまみ3兄弟」
今回ご紹介する「最上どりおつまみ3兄弟」は、こだわりのやまがた最上どりから作られた「プレミアムジャーキー」と「スライスカルパス」、「無添加カルパス」の3種類がセットになった商品です。
「親しみを持って手にとっていただける商品を目指し、『おつまみ3兄弟』と名付けました。それぞれ、OEM先が異なるためか、同じやまがた最上どりを原材料としても、全て魅力が異なります。我々人間の兄弟が、みんな違ってみんな良いように、おつまみ3兄弟もそれぞれの特徴があります」
無添加カルパス最大の特徴は、保存料、酸化防止剤、発色剤を使用していない点。そこには、「添加物を気にしてカルパスを手に取りづらい」と感じている人々への思いがありました。
「やはり一般的に、カルパスはお酒のおつまみとして召し上がる方が多く、おつまみ＝男性が買うというイメージを持たれている方もいらっしゃると思います。しかし弊社では、無添加のカルパスを作り、親しみやすいパッケージをデザインすることで、女性や小さなお子様にも召し上がっていただきたいと考えています」
家族みんなで楽しめる商品を目指して
また、スライスカルパスとプレミアムジャーキーにも強いこだわりを持って製造・販売をしています。
「スライスカルパスは、職人さんが手間暇をかけて製造しています。原材料の導入からミキシング、燻煙、乾燥には40〜50日程度かかり、完成には60日程の時間を要し、その期間も職人さんがつきっきりで管理・確認をしてくれています。一般的には横にカットするものを手間暇かけ、縦にスライスすることで、断面が大きくなり、口に入れた瞬間にやまがた最上どりの美味しさが口の中でふわっと広がる点が特徴です。
プレミアムジャーキーは、やまがた最上どりのもも肉だけを使用しています。やまがた最上どり本来の旨みを最大限に感じていただける商品に仕上げるために、何度も試作を繰り返して出来上がった商品です。一般的なビーフジャーキーと比較すると、独特の臭みが少なく、あっさりしているけれど旨みを感じやすい。小さなお子様も含めてご家族で召し上がっていただければと思います」
噛めば噛むほどに旨みが出てくる、おやつやおつまみに最適な「おつまみ3兄弟」をぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介した企業
農業生産法人 株式会社 アイオイ （山形県最上郡鮭川村）
飼育環境、飼料、水、品質にこだわった銘柄鶏「やまがた最上どり」の生産、加工、販売を手掛けています。焼き鳥や唐揚げを提供する直営店を2店舗持つほか、カルパスやジャーキー、手羽元チキンやウィンナーなどの加工商品の開発にも力を入れています。安心・安全にこだわった商品をぜひご堪能ください。
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