モッツァレラチーズのトマトソーススパゲッティ

株式会社 ピエトロ (福岡県)

食感や風味、満足感まで。レストランの味を再現するために心を砕いた冷凍商品シリーズ―福岡県・ピエトロ

「ピエトロ」の始まりは1980年に福岡の天神にオープンした「洋麺屋ピエトロ」。ドレッシングのイメージが強いかもしれませんが、レストランの経営や冷凍商品の製造・販売も行っています。レストランの味を再現することにこだわり、手作業で作られるバラエティ豊かな冷凍商品シリーズをお楽しみください。

レストランの味を自宅でも楽しんでもらうため始まった商品開発

ピエトロのマルゲリータピザとパスタソース、グラタンのソースセット

ピエトロはドレッシングが有名ですが、始まりは一軒のレストラン。1980年に福岡県の天神にオープンした小さなパスタ店が「洋麺屋ピエトロ」でした。当時はミートソースやナポリタンが主流でしたが、創業者の村田邦彦氏が「炊きたてのご飯に合うものは、茹でたてのパスタにも合う」というコンセプトで作った明太子や高菜、納豆など和とイタリアンを合わせた独自のメニューが人気となりました。

そのレストランで、パスタの前に提供されていたのがサラダで、そのときサラダにかけていたのが「ピエトロ」の代名詞のような存在になっている和風しょうゆドレッシングです。お客様からの「ドレッシングを分けてほしい」という声に応え、店にあったワインの空き瓶でお裾分けしていたのが、ドレッシングを販売するきっかけだそう。

その後、2015年からは冷凍商品の製造、販売を本格化し、2020年頃から現在の洋麺屋ピエトロシリーズの展開が始まりました。「レトルトではどうしても風味や具材の食感・色味などの再現が難しいため、よりリアルなおいしさを表現したい。パスタを茹でる手間も省ける簡便性も兼ね備えながら、アルデンテに仕上げた本格的な一皿をお召し上がりいただきたい」そんなお客様への思いが、開発の原点になっています。

大きな厨房で作られる、レストランの味を再現した商品

ピエトロのグラタン、手作業で盛り付けしている様子

商品開発を進めるなかで、こだわったのは店の味の再現性です。「簡便性や常温保存ができるといったレトルトならではの利点もありますが、レストランの本格的な味を楽しんでいただけるよう、具材の食感や風味など再現性を突き詰めると、冷凍商品がより適していると考えています」。

例えばパスタは、アルデンテ感やソースと麺の絡み方にこだわっています。一般に、冷凍商品のパスタをアルデンテに仕上げるのは難しいと言われます。それでも、イタリアの歴史あるパスタメーカー「AGNESI(アネージ)」の麺を用い、加工の際に工夫を凝らすことで、小麦の風味を残しつつ歯切れの良い食感に仕上げています。「たとえ非効率な製法でも、おいしいものを作りたい」と、レストランらしいこだわりを貫きます。

レストランで提供する料理と同じように、素材本来の味、ひと口目のインパクト、食べ終わったときの満足感を意識して味付けを決めています。さらに、袋から出したときのゴロっとした具材感を演出するために、手作業という手間のかかる方法を選びました。なぜなら、具材が大きくなると1g単位のグラム数が安定せず、機械で充填するには限界があるためです。これは大手企業ではなかなか真似できないところであり、手作業ならではの丁寧な仕上がりにも繋がっているのです。同社が製造工場を“大きな厨房”と表現するのも、そんな姿勢をよく表しています。

パスタ、ピザ、グラタン、ドリア。多彩なラインナップで勢揃い

彩り豊かな本格パスタが3種類お皿に盛られている

売れ筋のパスタは、レストランのメニューのようなバラエティ豊かなラインナップ。レストラン創業以来の定番メニュー「ベーコンとほうれん草のクリームソース」、北海道産モッツァレラチーズとレストラン仕込みのトマトソースで仕上げた「糸ひきモッツァレラチーズのトマトソース」、鰯と香味野菜のペペロンチーノ「絶望スパゲティ」などがあり、誰もがお気に入りの一品を見つけられそうです。

そこに、「マルゲリータ」や「クワトロフォルマッジ」、福岡らしい「博多辛子明太子とフレッシュモッツァレラ」などを含むピザ、グラタンやドリアが加わり、実に豊富なメニュー展開を誇ります。

同社の経営方針にもある、「おいしさと健康を追い続ける」「新しい食文化を提案する」という創業者の想いを受け継ぎ、常に新しいチャレンジを続けているのも「ピエトロ」の特徴。レストランでの人気メニューを商品化するだけではないため、商品を選ぶ側を飽きさせないのも魅力です。

贈った人も受け取った人も喜ぶ「店と同じ本格的な味」

ピエトロのマルゲリータピザとパスタソース2種のセット

古くからのファンも多いためか、冷凍商品シリーズもリピーターが多いのが特徴です。今後は、「商品としては高価格帯になること、そしてレストランの味を追求したおいしい商品ですので、ギフトとしてもご利用いただきたい」と、新しい購入体験も提案します。

例えば、パスタは電子レンジで温めるだけ、ピザはオーブンで焼くだけと、手軽にレストランの味を楽しめるため、ギフトにしたら贈った側も贈られた側も、どちらにも喜ばれる商品であり、贈られた人が今後は贈る側に回りたくなるような商品と言えます。もちろん、自宅にストックがあれば急な来客の際も安心。ホームパーティの手土産や持ち寄りの食事会などにも重宝するでしょう。

「冷凍商品をきっかけに、ピエトロがレストラン生まれだと知ってくださるお客様もいらっしゃいます」。どこのスーパーでも見かけるドレッシングの印象が強いかもしれませんが、その原点であるレストランの味もぜひお試しください。すると、見える景色が変わってくるかもしれません。

今回ご紹介した企業
株式会社 ピエトロ(洋麺屋ピエトロ)(福岡県福岡市中央区)

手軽にレストランの味を楽しめる冷凍商品シリーズです。効率ではなくレストランの味を再現することを第一に、今も手作りされる商品を味わえば、1980年から愛され続けている同店のこだわりを感じられます。レストランを訪れた時のように、豊富なラインナップからお気に入りを選ぶ楽しさも味わえます。

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