野球とSDGs

スポーツはどれもプレーヤーにもファンにも感動を与え、健康的でそれだけでSDGsだといえそうです。でも、テニスのボールや卓球のラケットやピン球のように大量に生産される道具はそのまま廃棄されるのではSDGsに逆行しかねませんね。   野球もしかり。バット、ボール、グラブ、スパイク、ユニフォーム…何からできているのでしょう?そして今どのようにSDGsに向かっているでしょう?   バット 木製バットはそのまま『木』ですから再生可能な植物資源なのですが、アオダモという特殊な木から作るそうです。採れる地域も北海道の太平洋側の物が最高品質なので使われているのですが、直径50センチのアオダモから8本しか作れないらしいです。しかもその大きさに育つまでに7~80年かかるのです。ですから年々減少する一方です。アメリカのホワイトアッシュやカナダのメープルに代わりつつあるそうです。  →折れたバットやアオダモの端材  箸、箸置き、ボールペンや印鑑、靴べら、タンブラー、つまようじ入れ、一輪挿し、ちょこなどにリメイク    ボール コルク芯、ゴム、羊毛、牛革。牛1頭分から160個分作れるのですが、プロ野球用は12~3個しかとれないそうです。国内年間100万/打位作られているのですからゴム、羊、牛などがどれだけ使われているのか想像ができませんね   グラブ グラブも牛ですが、生後6か月~2年位の牛からとれるキップと革と、2年位の牛で3~6か月の間に去勢された牡牛のステアハイドという革から作られそうです。  →グラブやボールの端材  ミサンガ、財布、カード入れ、キーケースなど小物入れに  →クラブ表面の刻印  素押しにしてインクを使用しない   スパイク 天然皮革: カンガルーや牛などの皮が使われていますが、人工皮革・合成皮革も使われています。スパイクの底部には、金属や樹脂、ゴムなどが使用されます。  →接着剤を水性に  有機溶剤をしようしないので大気汚染や悪臭防止   ユニフォーム ポリエステルが主流、つまり石油ですが選手の体に優しいメッシュ素材など工夫されています。   いずれも大量生産され大量消費されていますが、それぞれにリサイクル、リメイクできることをメーカーなどで努力していることが分かります。  つくる責任、つかう責任として今後もさらなる工夫努力をしていかねばならないと
情報元サイト:「TSUNAGOOD」
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