豊橋飼料 株式会社 （愛知県）
地鶏の王様・名古屋コーチンを贅沢に使用した鶏鍋セット_愛知県・豊橋飼料株式会社
「名古屋コーチン鶏鍋セット」は日本三大地鶏のひとつである名古屋コーチンをたっぷり味わえる鍋セットです。一般の鶏の約3倍の日数をかけてじっくり育てる名古屋コーチンは、肉質がしっかりしていて歯ごたえがあり、コクのある味わいと深い旨みが楽しめます。ボリュームたっぷりでお届けしますので、ぜひ家族団らんでお召し上がりください。
養鶏王国・豊橋から食の未来を育み届ける総合畜産食品企業
日本での畜産の興りは明治時代末期のこと。食の欧米化により日本人の食生活が変化し、それに伴い畜産業も発達しました。愛知県の三河地方は、昭和の初期から養鶏・養豚・農業が盛んな地域であり、養鶏発祥の地とも言われています。
1931年に豊橋市に創業された豊橋飼料株式会社は、配合飼料メーカーとして長年続けてきた飼料の開発・製造事業を軸に、環境事業・畜産事業・食品販売事業と計4つの事業を展開する総合畜産食品企業です。飼料の製造から名古屋コーチンをはじめとしたより質の高い家畜の育成、鶏卵や食肉の加工から販売、そして糞を活用した発酵肥料の生産等、食に関わるスタートからゴールまで一貫体制で行っており、創業以来日本の畜産業界を支えてきました。
畜産の中でも特に養鶏にはこだわりがあり、おいしさや品質に直結する飼料の製造はじめ、家畜が育つ環境の整備から家畜ごとの特徴に合わせた飼育管理、そして衛生管理・感染症予防を徹底しており、新鮮で美味しいかつ安心安全な食をご家庭の食卓にお届けしています。
日本三大地鶏・名古屋コーチンを安心安全に食卓へ
比内地鶏、薩摩地鶏と並んで日本三大地鶏として高い認知度を誇る名古屋コーチンは、明治時代以前から在来種として知られている歴史の長い鶏です。鶏自体も高級食材として知られていますが、卵も高価なものとされています。
その育て方はわたしたちが普段食べている一般的な鶏肉よりも手間ひまかけて育てられています。一般の鶏は生まれてから約45日程度で出荷されますが、名古屋コーチンは期間が120〜150日と3倍もかかるため、通常よりも生産効率が悪いうえにコストがかかるそう。しかしその分、肉質がしっかりしていて歯ごたえがあり、独特の旨味が引き出されるのです。卵は黄身の割合が多く、濃厚なコクがあります。非常に良い出汁が出るため冬の鍋料理にはぴったりです。豊橋飼料では、自社のグループ会社で孵化させた名古屋コーチンを自社オリジナルの配合飼料を使い、指定農場でひよこから大切に育て、他社への販売から加工製造までを行っています。
また、新鮮さを保ちながらも消費者に安心して美味しく食べられるものを届けるため、品質管理も抜かりなく実施しています。会社内部にはテクニカルセンターという技術部門が設置されており、農場の環境調査や、家畜の健康状態の検査及び管理を徹底。センター内には獣医師が3名在籍しており、異常があればすぐに対応できるような体制を構築しています。
名古屋コーチンの旨味を凝縮した出汁がたまらない鶏鍋セット
今回お届けする「名古屋コーチン鶏鍋セット」は、自社農場で丹精込めて育てた名古屋コーチンをたっぷり味わえる鍋セットです。
歯ごたえが素晴らしく、脂質の味も良質で、名古屋コーチン独特の味わいを楽しむことができます。また、なんといっても鶏の旨味が凝縮された出汁がたまりません。スープは1羽1羽丁寧にさばき、手羽先まで入れて煮詰めて味わい深いコクを引き出し、野菜との相性も抜群です。スープと併せて、正肉切身・手羽先・つみれもセットでお届けしますので、お好みの野菜などと一緒に煮込んでお召し上がりください。
ジューシーなつみれ肉で美味しさを倍増し、シメにはお好みでうどん等を入れて2度目の鍋をお楽しみください。ご飯を入れて雑炊にしても美味しく頂けます。具材たっぷりでおよそ3～4人前なので、大家族でも楽しめるボリューム満点の鍋セットです。これからの季節にご家族や大切な人たちと一緒に鍋を囲んでみてはいかがでしょうか。
持続可能な畜産業界を目指して
食を支える肝である畜産業界ですが、畜産物は災害や伝染病、飼料の原材料の高騰、市場の需要などに左右されやすく、安定した供給が難しいといった課題もあります。豊橋市のSDGs推進パートナーにも選ばれている豊橋飼料は、不安定な環境にも負けない畜産業界を構築すべく、配合飼料メーカーとして培ってきた技術や知見を生かしながら地域への貢献もおこなっています。
自然と密着しているからこそ営み続けられる産業であるため、家畜の糞や尿をどうやって処理していくべきか、そしていかに自然に戻していくのかという課題が常にありました。
豊橋飼料では、発生した排泄物を堆肥化して健やかな農作物の育成に役立て、化学肥料や農薬に頼りすぎない持続可能な農業環境づくりを目指しています。また、消化酵素を利用しかつ家畜の消化率を考慮して設計された配合飼料によって、家畜の排せつ物により発生する窒素やリンを減らすことで環境への負荷を低減する取り組みも行っています。
「名古屋コーチンのような伝統ある畜産を守り続けていくためには、コストを度外視しなければならない部分もありますし、効率ばかりを重視することも難しい。でもそういった環境の中で手間暇かけて育てるからこそ価値があるのだと思っています。」と取材に応じてくださった冨安様はお答えくださいました。
90年以上にわたり畜産業界をリードしてきた豊橋飼料が自信を持ってお届けする「名古屋コーチン鶏鍋セット」を心ゆくまでご堪能ください。
今回ご紹介した企業
豊橋飼料 株式会社 （愛知県豊橋市）
1931年に愛知県豊橋市にて飼料メーカーとして創業。飼料製造・環境事業・畜産事業・食品販売事業の4つの事業を展開しています。名古屋コーチンを始め、より質の高い鶏卵や食肉をご提供から、販売事業や畜糞を活用した発酵肥料の生産等を行う環境事業などまで、畜産業界を一貫して支える総合食品企業です。
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