不動産再生事業第2弾/屋上に太陽光パネル/物件全体でエコ推進/トーセイ

トーセイ(東京都港区、山口誠一郎社長)は空き家となった社宅を購入し、収益マンション「T’s eco 川崎」としてアップサイクル(新たな価値を加えて再生すること)させた。 同社の不動産再生事業ブランド「T’s eco」シリーズの第2弾となる。同シリーズは省エネルギーの改修や再生可能エネルギーの導入、周辺環境の保全または周辺環境を生かした再生などのバリューアップに取り組む。 「T’s eco 川崎」は川崎区日進町、京浜本線・JR南武線八丁畷駅徒歩6分、京浜東北線川崎駅徒歩15分に位置する。 敷地面積は約167坪、建物は鉄筋コンクリート造9階建てで総区画数は69区画(事務所2区画・住居67区画)、延べ床面積は約826坪。各区画の面積は事務所が130平方㍍程度、住居の間取りはワンルームから2DKで、面積は22平方㍍から57平方㍍。1991年4月築だ。 同物件では、マンション全体でエコロジーを推進することをテーマとし、屋上に太陽光パネル、共用部にLED照明を設置。専有部には最新型のエアコンや人感センサーを導入した。 屋上に設置した太陽光パネルで自家発電した電力は、共用部で使用し余剰電力は蓄電する。専有部に導入した最新型の省エネ機器によって入居者は消費電力を抑えながら生活でき、このような省エネ・創エネの取り組みにより改修前と比較してCO2排出量を約35㌧削減できる。 同物件はリーシング活動により24年1月末時点で稼働率が約9割に達し、同社は収益マンションとして販売活動を行なっている。元のページを表示 ≫
情報元サイト:「週刊住宅タイムズ」
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